【動画】ネイサン・チェン選手 北京オリンピック フィギュアスケート男子シングルFS
北京で開催中の北京オリンピック フィギュアスケート男子シングルでのネイサン・チェン選手のFS演技。スゲ━ヽ(゚Д゚)ノ━!!!! もうその一言に尽きる! この演技を見せられたらひれ伏すしかありません🙇
曲は「ロケットマン」 冒頭4F+3Tをまるで3回転のコンビネーションのように軽々跳ぶ。GOE4.40点。2本目も4FでGOE4.24点。この2つのジャンプだけで34.84点を叩き出す! 続く4Sはわずかにバランスを崩すも1.80点の加点。4Lzもキレイに着氷して4.93点の加点。4Aを除けば1番難しい4Lzと4Fの2種類を組み込んで加点要素として使えているのはネイサン・チェン選手くらいなのでは?
ジャンプにはつま先をついて跳び上がるトウジャンプと、エッジを使って跳び上がエッジジャンプがある。Lz(ルッツ)とF(フリップ)は右足つま先をついて跳び上がるトウジャンプだけど、その際踏み切らない側の足(フリーレッグ)がアウトエッジに乗っているのがルッツ、インサイドエッジに乗っているのがフリップ。このエッジの使い分けが難しくどちらかにエッジエラーを持つ選手が多い。ネイサンはきちんと踏み分けが出来ている。
後半1.1倍となる3本。1本目4T+1Eu+3Fの3本目が1Fに💦 4T+1Eu+1Fとして1.63点の加点。3Aも問題なく着氷。2.17の加点。最後の1本3Lz+3Tはおそらく4Lz+3Tの予定だったと思うけれど、無理しなかったのかもしれない。4回転ジャンプは加点も大きいけれど、失敗すると減点も大きいので。1.35点の加点と、全てのジャンプに加点が付いた😳
スピンは2つがレベル4で0.96点、1.40点の加点。1本がレベル2でV判定。V判定は基本姿勢の2つしか行わなかった場合に付く。そうだったかね? ステップはレベル4で1.62の加点。意外なところで取りこぼしがあった💦
細かなミスはあったものの、これはノーミス演技と言っていいでしょう! 218.63点でフリーも1位。113.97点の世界最高得点を出したSPと併せて、これまた世界最高得点の332.60点で完全優勝! 金メダル🥇を獲得👏👏👏
NHK | 【ノーカット実況なし】ネイサン・チェン 圧巻の金 | フィギュアスケート男子シングルフリー | 北京オリンピック
4年前の平昌オリンピックは優勝候補として迎えた。SPでミスが出て17位となってしまったけど、FSでは1位となり5位入賞を果たした。高難度プログラムをノーミスで滑り切り、驚異の追い上げを見せた姿は、ソチオリンピックの浅田真央選手と重なり感動を呼び話題となった。
平昌オリンピック以降の4年間は、今シーズン初戦のグランプリシリーズ スケート・アメリカで3位となった以外、全ての試合で優勝! まさに絶対王者として迎えた北京オリンピック。全世界からネイサンが4年前の雪辱を晴らすか注目が集まった。その重圧の中でSP、FSとも現時点で最高難度のプログラムで挑み、それをノーミスで演じられては、もうひれ伏すしかありません!
宇野昌磨選手が記者会見で「ネイサンの方が実力が上なので、金メダルを目指すことは、ネイサンの失敗を願うことになってしまう。なので金メダルは意識しなかった」という主旨のことを語ったそうだけれど、お互いを称え合った今回のメダリスト3人の戦いは清々しかった! それもネイサン・チェンという存在があたったからだと思う。
スケートの技術はもちろん、その人柄もまさに王者にふさわしい選手だと思う。そして、それを素直に受け入れ、憧れの存在としてネイサンの金メダルを喜べる昌磨、そしてゆまちも素晴らしい👏👏👏
大好きな3人が表彰台でうれしい😭😭😭
金メダル🥇おめでとう👏👏👏
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