先日、昔からの釣友である、大鯉研究所の高○さんとお話しする機会があり、水中動画のことで色々教えていただき,この1ヶ月ほど、地元の河川で動画を撮り続けています。しかし,地元の河川では,この時期,魚がいなくて、川底の変化のない動画ばかりでしたが,今回は残り少ないバッテリーの状況で,何とか鯉が仕掛けの近くの餌を喰っている様子を撮影することができました。
実際にこれ迄,15時間程撮影しましたが,十分実用に堪える動画が得られます。特に大鯉研究所の高○さんの動画は餌に食い付く瞬間等綺麗に撮影されていて、これ迄にない画期的な情報が得られています。このブログでは動画は貼付けられないようなので,その一部を静止画で貼付けてみました。これが、今回のものです。
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私は、基本ボイリーでの仕掛けなのですが,今回はポップアップに粉餌(龍王)を水で練って、PVAバッグに入れて、投げたものです。手前にカメラが有り,レッドコアラインの先にオモリ、そして白く映っているのが、ダンゴ餌に包まれたボイリー仕掛けです。投入から3時間程経過したもので、やっと寄って来てくれて撮れたものです。しかし、ヒットしないで、鯉は暫く餌に興味をしめしたものの、通り過ぎて行きますが,暫くするとまた戻って来る等、水中ならではの様子が分かります。水中カメラで初めてその餌に対する鯉の習性が見て取れるもので、今後はいろいろな場面で活用できると期待しています。
実際に使うとなると、カメラから仕掛け迄の距離やカメラの角度等、色々工夫が必要になりますが、鯉釣りの面白さが倍増されます。バッテリーも3時間以上もち、2台カメラが有れば打ち返す度に連続的に動画撮影ができ、また充電も数時間で充電できるので,実用的です。
今後は、琵琶湖や余呉湖でも活用することで湖底の様子だけでなく、魚の餌に対する反応等、興味深い動画が得られそうです。今は、その撮影にははまっている状況ですが,同じように撮影されている方からの情報もお聞かせたいただければと思います。
これ迄,鯉釣りも30年以上やって来ましたが,これ迄の経験の中でも、ある意味、自分にとっては画期的なことで,更に楽しみ方が増えた思いです。これまで、水中の中は見えないので,想像でいろいろなことを話していましたが,動画を見ることで,真実が見えて来る感じがします。今後、鯉釣りではブームになると考えています。
次回は、ヒットするまでの動画を撮ってみたいものです。