昨年に引き続いて、この時期から余呉湖に行く予定でしたが、どうも余呉湖の様子が芳しくなく、アオコが発生してどうも魚の喰いも悪いようで、余呉の魅力はそのきれいな景色であり水の色でもあるので、しばらくは余呉湖を諦めて地元の河川を中心にやってみようと考え、KZ川からKD川を中心にこつこつポイントで竿を出しています。
6月に入り、8日にKZ川では80cmがあがりましたが、いまいち鯉の喰いは芳しくなく、ハネはみせるもののもう少し時間が必要かなと感じています。この梅雨時期は雨で増水すると釣りそのものが難しくなるのですが、更に草が高くなってきて、おまけに雨となるとかなりのハードな釣りになります。
少しポイント開拓の意味も兼ねてKD川でフィーディングも丁寧に6月12日と19日に下流域のU橋付近で竿を出しました。
梅雨の雨の影響で水は満水で流れのきつい状況ですが、魚の動きは特に対岸の葦際でもじりやハネが見られます。水深3,4mラインを狙い岸から20m付近に前日の夕方に動物系のボイリーをフィーディンぐして、翌日朝に竿を出すパターンでこのポイント狙いました。
写真のように流れでラインは張って穂先まで少し曲がる感じです。投入後1,2分で当たり。魚は流れに乗って下流へ一気に走ります。ゆっくり竿を持ちながら動きを腕から指先に感じながら寄せに入りますが、寄せると必ず下流の足もとのブッシュが川面の張り出しているところに入っていきますが、無理に寄せると取り込みができなくなります。かかりに入ってもあわてずに少しラインにテンションをかけながら魚がかかりから出ていくのを待つやり方で徐々にかかりから出しながら寄せに入ります。このあたりのやり取りの経験はラインを細くしていることで結果的にはかかりから鯉を出す方法を会得することになります。12日には、75cm、70cm、65cm。19日は77cmを取り込むことができました。
今回は型よりも魚をかけてから寄せるために、かかりから出したりすることの技術的なことを確認することができ、その意味でいい釣りができました。
次回は大型を何とかとか上げたいです。琵琶湖も気になるポイントがあるので、また報告できればと思います。