ヒョロ男えだまめ の 【ひと皮むけたい】

小人の話2

この前、グリム童話の、
寝ている間に靴を作ってくれる小人の話をしましたけど、
あの話ってパッと読んだ感じだと、結局なに?と意味がすぐわかりませんでした。

それで、何が言いたかったんかな〜と
しばらく考えてました。

話の内容は
靴職人は一足分の革の材料を持っていて
小人は靴職人が寝ている間に靴を作ってくれる。
靴職人は、翌朝その靴を高く売って材料の革を買い
小人はまた夜な夜な靴を作り
何もしていない靴職人は金持ちになる
と言う話

この構造は、
資本家(経営者)と労働者の話だったんかなと思い至りました。

資本家(一足分の革の持ち主)が
寝ている間に労働者が働かせ、成果物(靴)を作って、その利益は資本家の懐に。

この話のオチは、
靴職人は小人にお礼をと思って、
小人に服や靴をプレゼントしたところ、
小人は「こんなに立派な服や靴を手に入れたのだから、もう働く必要はない」と言って、それからもう現れませんでした。

と言う事なんだけど、
これは何を示しているのかというと

労働者は金を持ってないから働くのであって、充分な金を持ったらもはや働かないだろう。(だから労働者に対しては、生かさず殺さず、働かせ続ければよい)

ということが言いたかったのかなと思いました。

他の解釈もありそうですが、
この筋が一番しっくりきました。





コメント一覧

ヒョロ男えだまめ
nognoblackさん
コメントありがとうございます!
需要あるんかな?と思いながら書いた文章でしたが反応頂きホッとしました。
昔話に興味が湧いてきました。また何か気づいたことがありましたら、何か書いていきます〜!コメントありがとうございます!
nognogblack
なるほど‼️

そう考えるとなかなかブラックなストーリーですね!

まさに『本当は怖い…』
グリム童話も日本の昔話もみんな、
大人の意図が隠されていますからね。

今まで全く考えもしませんでしたが、ボクもこの解釈が妥当だと思います。

こういう話大好きです!興味深いお話有り難う御座いました❗
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事