YBR125、6万キロぶりにエアクリ交換する

パワーダウンも燃費悪化も起きなくて、正確には起きても別原因が特定されて解決してきたので、放置されていたYBR125無印のエアクリーナーフィルターであった。調べてみたところ、前回交換したのは4年前の3月のことだったらしい。その時は約3万キロぶりの交換で、特に調子が悪くなっての交換ではなかったので、今回はその倍、約6万キロぶりの交換を試してみた・・・・わけでもなく、ただほったらかしなだけでした。スマヌ。

ここんとこキャブ清掃もしなかったので右サイドカバーを久々に開け、エアクリケースをおそるおそる外してみると・・・

よれて黒くなったフィルターが現れた！
ちなみにこのフィルターは'07～'09無印に使われていた丸窓タイプを、15,000kmくらい使ったところでハサミでジョキジョキ切り取って、空気枠を拡大したものである。てことはおそらく、その時点ではやっぱり3万キロくらいで交換することを想定して穴の大小の比較をするつもりだったのだろうな。
そんな昔の私の思惑を大切にしてあげたいので、ちょっと燃費計算してみようか。
エアクリ枠拡大前が48.1km/Lだったのに対して、拡大後の15,000kmは46.3km/Lと悪化していたではないか。丸窓型の方が吸気の流れを整えて良いのかもしれないし、テキトーに四角くあけたのが悪影響を及ぼしたのかもしれぬ。

エアクリボックス内を見ると、ブローバイガス由来と思われる油分が隅に貯まっていた。これ、フィルターを通過した汚れのトラップになる気もして、完全にはふき取らないようにしているのだが、さすがに貯まってるな。

ある程度吸い取って、ボックス内に塗りたくっておいた。またキャブ内部もついでに観察したが、とても綺麗で、この飛沫が吸い込まれて汚れとなってはいないようだ。

簡単な清掃をしたら、新品の装着である。スポンジフィルターも撚れなく綺麗な新品だ。内側の金属メッシュ板も、Ｋに使った激安棚ズレＢ級品のように曲がっていない。

今回使用のものは、～'06無印に新車装着されていた枠が完全に開口したタイプで、製品には5VLとあるものの、入っていた袋には5WY-4451-00との純正部品シールが貼ってあった。何か他車種との共通部品なのだろう。こんなものはどんどん共用品にしてもらいたいもんだ。微妙にサイズが違うとかが一番アホ臭い。

さて、明後日の会議にむけて、長野に帰りがてら新品エアクリの調子でも感じるとするかな。