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冬があるから春がある

\今を全力でね/

久々なバトテニ見てった

2013年09月20日 22時57分34秒 | 日記
常勝立海。




もう、終わりだった。

俺は生きたかった。

そして、それを知ってて、あの人はかなえてくれようとした。

「・・・その案、乗ったぜよ。」

本当は、最初からそのつもりじゃけぇ・・。

「うそ・・・だ」

それならば俺の命、お前に預けてやろう。

「切原くんには恨まれるかもしれませんね。」

「んーいや、赤也なら大丈夫じゃろ。」

「ならば最期の仕上げは仁王、お前に任せていいか?」

「ん、任せんしゃい」

「そういうことなら。」

「へッ、乗ってやるぜぃ。」

「皆・・・すまない。ありがとう。」

「なんじゃ、謝るのはまだ早いぜよ。」

俺は生きたい。

生きてどうする

先輩も誰もいない世界なのに。

あぁ、先輩達にこの地獄を見せたくないからか

そう思う俺も、勝手、、、か。

なんと思われたっていい

俺は俺が信じるモノの為に、手を染める。

「赤也はそれでいいんじゃ。」

どこにいったって、いなくたって、俺たちは、仲間だ。

なんで赤也なのか、って

「そうじゃなぁ・・・大会も終わって来年立海を王者に再び戻せるのは二年である、赤也だけじゃろ?」

なんて、タテマエ、、、か。

こういうのって疼くから言いたくないんじゃけど

皆、赤也のことが大好きなんじゃ。

「んなの・・・知らないッスよ・・・・。」

お前は未来を生きろ。

俺たちはお前の中で生き続ける

それでいいから、絶対に忘れるなよぃ?

「殺す。」

その時には、もう

狂ってた。

「生き残りたいか?」

唐突な質問で一瞬固まったけど

「当たり前ッスよ。だから仁王先輩もさっさと死んでくださいよ。」



「切原くんは、その本当の意味が分かりますか?」

「そんなん知るかよ、死にたくねぇから殺すだけ。」



「お前がそれでも歩くことをやめないっつーなら死んでやるよ。」

「は?意味わかんねぇ。」


その意味を体感したのは、皆が次々に死んでから。


「立海の掟は?」

「常勝ッスよ。だから俺、負けるつもりないッスから。」

ただ死ぬのが怖くて、

俺の手で・・・殺したんだ。


じゃあ俺たちは俺たちの『勝利』をつかむ。

彼か赤也を勝たせる。

それも一つの勝利の形だ。


自分以外の、7つの命

一つ一つ、広がる未来があったはずの命。

抱いていた夢があったはずの命

切り捨てていいものなんかなかったはずの命

当たり前すぎて気づかなかった幸せの源の命

『俺たちの想いを背負って生きていけるか?』

『もしも、その勇気がお前にないのなら』

七つの命をその背に抱えて

それでも決して地面を這わずに

『俺たちは王者なのだから』

俺は歩き続ける。

でも赤也に譲るのも出来る。

それが皆に話して決めたことじゃ。

皆の命を

無駄にするな。


「赤也・・・時間がない、はよせい。」

全部受け入れてやるから。

『正直、赤也に任せるのは頼りないがな。』

でも、生きて、泣いて、笑って、怒って。

『なんなら俺が代わってやってもいいんだぜ?』

その未来を、歩いてほしい。

『それが総意なのは間違いないからな。』

俺たちの想いと一緒に

『仁王くん、、、貴方もう本当は切原くんに譲るつもりでは?』

それなら仁王くんと共に眠るのも悪くない

『ったく、最期まで面倒かけさせやがって。』

でもこれからは、どこまでも俺たちと一緒だ。

『当たり前じゃろうが。赤也を殺したくないからのう。』

俺の命を赤也に消させるのも、せんけどな。

俺たちは死なない、何でって?だって赤也は俺たちのことを忘れないだろう?

目の前に突きつけられて、その時気づいた。

先輩達はこんなときでも周りが見えてて

俺だけかよ、ガキだったのは

でも、

俺は、

「……そうッスね。」

「さぁ、時間じゃ。答えは?」

おかげで今、決めれた。

壊されたままでは済まさねぇよ。

向こうだって壊してやる。

「、、、俺生きます。」

「そうか。」

覚悟を決めて、仁王先輩に銃を向けた瞬間

自身のこめかみを、自分で仁王先輩は撃った。


…先輩、ありがとうございました。



このバトテニを、また映像で見たい
一番泣いたと思うわ~~
曲は多分浜崎あゆみのvoyageだったかな
ほんとにやばい

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