■ 7月の終わりごろ、のどに痰がからみ、最寄りの呼吸器内科・循環器科の病院に行った。
サークルが休みだったり、暑さで練習もできない分、気になっているところをできるだけ全てチェックすることにした。
安心して走りや泳ぎを続けるためである。
<薬害に気づくまでの経緯>
① 67歳ぐらいまでのγGPT=16前後 ALT=13
で、まったく問題なかった。
② ところが、2013/11に脳ドッグ検査(半日人間ドッグ)を行った時、γGPT=121!を指摘され、胆道系に何かあるかもしれないということで再検査を勧められた。
アルコールは、そんなに飲んでいないし、生活習慣も体質も、それを生み出す素地は無いし、自覚症状も無い、ということで値は減るだろうと放っておいた。
③ 2014/2、市の定期健診で、 γGPT=75 高いけれども様子をみて気にせずともよいと言われた。
④ 2014/7/24、のどに痰がからみ、ぜんそくっぽくなったので最寄りの内科・呼吸器・循環器のEクリニックに診てもらった。
血液検査の各値の中で他は正常範囲でしたが、 γGPT=106、 「ちょっと高いね!」
さすがに、高い値が続いたり変動したりなので、この際ちゃんと調べてもらおうと判断した。
⑤ 2014/8/上旬、有名J病院の消化器内科で、血液検査と腹胸部のエコー検査を行った。
γGPT=82 ALT=41 値は気にせずともよいといわれ、
肝臓も胆のうもエコー検査の結果異常なし!!
⑥ 2014/8/26、あまりすっきりしないまま、Eクリニックに行き、再度血液検査を行う!!
γGPT=222、ALT=63 「これは高い値ですね? 日をおいて再度採血・検査をしましょう」と言われ、
クリニックの帰り道、「ウ~ン、何だろう?!」
ひょっとして、以前(2012/8~2013/3)呼吸器系の同じ症状でJ病院の呼吸器内科でもらった薬が原因かもしれない考え、インターネットで調べた。
エリスロシンという錠剤ですが(抗生物質)、高齢者が長期にわたり服用すると肝障害を発生することがあるとあった!!
8月Eクリニックの採血でγGPT=222の値が出る前に、余っていたエリスロシンを5日ぐらい飲んで止めた経緯がある。
たしかに、のどの痰が出なくなるが、肝障害の副作用があるとはJ病院の医者も触れなかったし、自分も知識が無かった。
⑦ 2014/9/22Eクリニックの検査では、採血検査と腹胸部のエコー検査を行う予定でしたが、
お医者さんに、上の話をすると
「今日はエコー検査だけにしましょう。採血は、エリスロシンを飲まない状態を続け、次回10/20に行ってみましょう」
結局、この日は、⑤と同じ胸腹部のエコー検査のみ!
肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、前立腺まで診てくれて、「異常が有りませんね~!」
… … エリスロシンの副作用かもしれない
ということで、
採血を1か月延し10月20日とし(市の特定健診に合わせた)、今後エリスロシンを飲まないことにした。
⑧ 2014/10/20の採血は、伊南川100kmマラソンの2日後だった。(マラソンが、検査データに影響しないのかな~?)
今日11/17は結果が判明する日、 午後かかりつけにしたEクリニックに行った。
γGPTは63になり、ALTも正常範囲、その他の値もOKだった。 (10/20採血検査の結果)
結局、γGPT、ALTなど高い値になった原因は「エリスロシン」と判明した。
J病院で処方され服用し始めたのは、2012/8だから、薬害に気づくまで2年余を要した。
自覚症状が無いから、なにかのキッカケで数回の採血検査データーを見ないかぎり気づかない!!
私の場合は、最初は脳ドッグ時の採血データで指摘されたけれども、ピンとこないで放置していた。
<γGPT高値騒動の総括>
昨年暮れの脳ドッグ検査(脳梗塞、頸動脈の動脈硬化、認知症など)を含め、
夏前後以降、血液、尿 心電図、心エコー 、腹胸部エコー、痰(咽頭、喉頭がんなど)、アレルギー性の気管支ぜんそくなど調べ、
異常無しであった。
ま~、γGPTの高値の件が無ければ、体を総点検することもなかったし、
おかげさまで、心臓、肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、などの現状を把握することができた。
γGPTの値も高止まりでなく、下がっていたので一安心だった。
肉離れは自らが招いたアクシデントでしたが、それ以外は良好という現状でした。
保った健康体は、家族や自身、友人や地域社会のために使う。
老いを充実させ、行けるところまで行きたいものです!!