ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

大分県別府市にある観光地の「べっぷ地獄めぐり」に行ってきました

2015年04月23日 | 旅行
 大分県別府市大字鉄輪(かんなわ)にある「べっぷ地獄めぐり」という観光地に出かけました。あいにくの小雨模様続きの天気なので、手短な観光地の「べっぷ地獄めぐり」に行きました(別府市の西側にある九重連山側は霧が濃かったからです)。

 行ってみると、この地獄と名付けた温泉の源泉が吹き出ている“地獄”は8カ所あり、一番大きい“海地獄”に行きました。一番上部(山側)にある海地獄の園内では、「ツツジが咲き始めている」と聞いたことが、海地獄を選んだ理由です。
 
 海地獄の門をくぐると、大きな池を持つ日本庭園があり、その周囲のツツジが花を咲かせ始めています。奧の山側の木々は新緑になっています。



 日本庭園の一部にウコンという種類のサクラの木が何本か植えられています。ウコンの花は、少し緑色がかった白色です。花が終わるころになると、この白い花の色がピンク色になるようです。


 
 この日本庭園の奧の山側に、神社と源泉があります。源泉は98度(摂氏)とかなりの高温の湯が噴き出し、激しく水蒸気を吹き上げています。


 
 温度98度(摂氏)の源泉は、温泉の成分である硫酸鉄が溶解しているために、コバルトブルー色だそうですが、猛烈に吹き出す水蒸気によって温泉の色は見えませんでした。

 この奧に建つ神社と源泉の近くにあるソメイヨシノの桜並木に、野鳥が来ました。葉桜になっているソメイヨシノの木の枝には、ヤマガラがいました。



 日本庭園の横に、温泉を利用した大きな温室があり、中では熱帯スイレンなどが育てられています。

 その大きな温室の奧には、ツツジを中心とした日本庭園になっています。この庭園を構成するツツジは花を咲かせ始めています。





 このツツジの花が1週間後に満開になると、かなり見事なものになりそうです。

 海地獄の入り口近くにある小さな池では、温泉のお湯が流れ込んでいます。熱帯スイレンが花を咲かせています。



 別府市の観光地の「べっぷ地獄めぐり」は別府市の山側にそびえている鶴見岳(標高1375メートル)が噴火したときに、この地域で、源泉があちこちから大量に吹き出し、観光名所になったそうです。

 別府市内は、水蒸気を吹き出している源泉が各所にあります。別府が温泉の本場であることを証明している水蒸気です。