ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

京都市右京区にある天龍寺では、「啓翁桜」という早咲きのサクラに出会いました

2016年03月26日 | 旅行
 京都市右京区にある臨済宗天龍寺派大本山の天龍寺の“望京の丘”に登ってみました。天龍寺のお庭などに咲く花を見に行った話の続きです。

 天龍寺の観光スポットである曹源池の庭園の背後(西側)に築かれた小山が“望京の丘”です。多宝院と百花園の脇道から“望京の丘”に上ります。

 坂道を上ると、すぐ眼下に、多宝院を囲むように植えられたシダレザクラ(枝垂れ桜)の木々が見えます。





 もう10日もすると、このシダレザクラの木々が満開になり、その満開の木々を見下ろす絶景が、“望京の丘”から見えます。

 “望京の丘”を回って下りると、曹源池の南端に出ます。方丈の横側に戻ります。



 再度、多宝院に向かい、百花園に入ります。百花園の中では、ミツバツツジがあちこちでよく咲いています。



 鮮やかな赤紫色のミツバツツジの花と、白いハクモクレンの花、黄色いサンシュの花が競演しています。



 「啓翁桜」(けいおうざくら)という札がかかった、早咲きのサクラの低木が花をよく咲かせています。



 百花園の北側には、北門があり、外国人観光客が何人か出て行きます。ここから竹林を通って、次のお寺に向かうようすです。

 北門からは外に出ないで、天龍寺の方丈側に戻り、曹源池の庭園の横を通って、入り口の庫裏(くり)に戻りました。


 
 天龍寺の望京の丘と曹源池のあたりをうろうろしました。春を迎えつつある景色でした。

京都市右京区にある天龍寺にも、早咲きのサクラの木を探しに行ってみました

2016年03月26日 | 旅行
 京都市右京区にある、臨済宗天龍寺派大本山の天龍寺に行ってきました。天龍寺のお庭は、春早くから、いろいろな木々の花が咲き誇るお庭だからです。

 天龍寺の観光スポットは、天龍寺最大の建物である方丈の裏に広がる曹源池の庭園です。



 曹源池の庭園は、曹源池庭園(そうげんちていえん)と呼ばれる池泉回遊式庭園です。嵐山や亀山などの周囲の山を背景とした池泉回遊式庭園は、嵐山などが新緑から紅葉する時期まで、長い期間にわたって、美しい借景となります。

 方丈は、大方丈と小方丈(書院)を組み合わせた大きな木造建屋ですが、実は明治・大正時代に再建された、比較的新しい建物です(戦乱で被災したために)。

 この大方丈・小方丈の西側から北にゆるやかな坂道を上ると、多宝殿(たほうでん)に出ます。

 この多宝殿の前や横には、大きなシダレザクラ(枝垂れ桜)の木が並び、開花すると美しい景色になります。現在は、シダレザクラの木は一分咲きか二分咲き程度です。





 多宝殿の北側には、百花苑(ひゃっかえん)という庭園があり、様々な木が花を咲かせています。ソメイヨシノ(染井吉野)の開花前でも、ここでは多彩な木などが花を咲かせています。

 この百花苑では「コヒガンザクラ」という名札がついた比較的背の低いサクラの木が花を咲かせています。



 今回、驚いたのはスモモの木です。スモモが咲かせている、比較的小さな白い花です。



 「スモモ」(正確には、ベニバスモモ)という名札がついていないと、サクラの木の一つと見間違えた可能性が高いです。

 シデコブシの低木が1本あり、花をいくらか咲かせています。正確には「ヒメシデコブシ」という名札がついています。





 濃い朱色の花を咲かせているボケが数本、あります。





 とても美しい花です。白地にうすい朱色の花を咲かせているボケの木もあります。

 天龍寺は、正式には寺号は天龍資聖禅寺(てんりゅうしせいぜんじ)という名前だそうです。今回も、入り口近くの通りから天龍寺の曹源池庭園まで、多くの観光客が来園し、一部ではかなり混んでいました。見た感じでは、入場している方の半分以上は外国人の観光客でした。、