ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市北東部の池の平湿原では、ヤナギランの花が咲き始めています

2017年08月14日 | 旅行
 長野県東御市北東部の山の中にある池の平湿原では、ヤナギランなどの夏後半の山野草の花々が咲いています。

 池の平湿原の入り口部分にあたる“兎平”から南西方向に向かって山道を下って行きます。

 この下りの山道の周囲は、ヤナギランの群生地です。



 ここには、マルバダケブキの群生地もあります。

 針葉樹林帯の中の山道を下っていくと、池の平湿原に入ります。この日は、午前8時過ぎに歩き始めました。下界の佐久平の天気が不安定なために、池の平湿原の天気が読めなかったからです。



 池の平湿原では、野アザミの花があちこちで咲いています。



 ハクサンフウロ(白山風露)の花もあちこちで咲いています。



 ツリガネニンジンの花も所々で咲いています。



 池の平湿原の南東方向の端にあるは“開放口”は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた火口原から溶岩が流れ落ちた崖です。

 夏は、この“開放口”から霧が上っていることがあります。



 今回は、池の平湿原には何回も霧が上がって来ました(霧が来た方向はさまざまな感じです)。



 池の平湿原の標高は約2000メートルです。ほぼ晴れている時の鏡池です。



 ほぼ晴れている時の池の平湿原では、チョウやトンボ、アブなどが飛んでいます。

 マツムシソウの花に留まったタテハチョウ(ヒョウモンチョウかウラギンスジヒョウモンではないかと推測)です。



 タテハチョウの仲間のコミスジも飛んでいます。



 羽根が小さな黒地のチョウも飛んでいます。ベニヒカゲではないかと推定しています。



 チョウやトンボ、アブなどの昆虫は、池の平湿原の短い夏を懸命に生きています。

長野県東御市北東部の池の平湿原では、クガイソウなどの花が咲き始めています

2017年08月14日 | 旅行
 長野県東御市北東部の山の中にある池の平湿原では、クガイソウなどの夏後半の山野草の花々が咲いています。

 今回、訪れた池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた火口原にできた高層湿原です。その池の平湿原は標高が約2000メートルです。

 池の平湿原の入り口部分にあたる“兎平”には、池の平湿原への入り口となる駐車場があり、ここから歩き始めます。

 池の平湿原の駐車場から針葉樹林の中を池の平湿原に向かって南西方向に下っていくと、池の平湿原に入ります。この池の平湿原は通称は“あやめ平”だそうです。



 湿地に設けられた木道を進むと、池の平湿原を一周できます。

 今回、訪れた日は、早朝から朝霧が時々、池の平湿原を覆う天候があまり安定しない日でした。

 今回、たくさん見かけたのは、青紫色のクガイソウの花です。クガイソウはオオバコ科クガイソウ属の多年草です。





 クガイソウの花にタテハチョウが蜜を吸いに来ています。



 このチョウはヒョウモンチョウかウラギンスジヒョウモンではないかと推測しています。

 クガイソウが群生して花を咲かせている背後には、濃い黄色いマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の群生が見えます。マルバダケブキは、キク科メタカラコウ属の多年草です。



 マルバダケブキとヤナギランが競演する風景です。絵になります。



 設けられた木道沿いには、晩夏を彩るマツムシソウの花があちことで咲いています。



 薄い紫色のマツムシソウの花は、高層湿原での秋の訪れを伝えます。



 濃いピンク色のカワラナデシコの花も目立つ花です、



 標高約2000メートルの池の平湿原の観光スポットの一つになっている鏡池です。



 約1カ月ぶりに訪れた池の平湿原は、秋の気配が漂い始めるころでした。

 7月上旬に、池の平湿原を歩いて、咲き始めたハクサンチドリなどの山野草の花を観察した話は、弊ブログの2017年7月9日編をご覧ください。