ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の北東部にある三方ヶ峰のガレ場では、コマクサが花を咲かせています

2018年07月17日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山奧にある三方ヶ峰では、7月半ばごろにはコマクサの花が見ごろになります。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 その広大な池の平湿原の夏の山野草の観察地の一つは池の平湿原の南西側にある鏡池です。



 池の平湿原の南西側にある鏡池からさらに南西方向に山麓を上って行くと、約20分ほどで三方ヶ峰の山麓に出ます。尾根沿いのガレ場です。

 この三方ヶ峰の山麓の岩が並ぶガレ場の“三方コマクサ園”では、コマクサが花を咲かせています。





 今年はコマクサの花はいつもより早く咲き始めたようで、開花期を少し過ぎた感じでした。

 コマクサが咲いている“三方コマクサ園”は、柵などで中に入れないように保護されています。その柵越しには、西側にそびえている北アルプスの峰嶺が望めます(松本市や安曇野市の西側に)。

 尖った嶺が特徴の槍ヶ岳などが見えます。佐久平の雲海の先に、嶺峰が見えています。



 そのさらに、北側に見える北アルプスの峰嶺です(大町市の西側辺りでは・・)。



 さらに、北側に見える北アルプスの峰嶺です。



 この“三方コマクサ園”から南側には、雲海越しに北八ヶ岳の峰嶺が見えています。



 そして、三方コマクサ園の北東方向に見える池の平湿原です。

 

 三方コマクサ園から池の平湿原の鏡池に向かって下りて行くと、草原を通過します。ミネウスユキソウの群落です。



 ウツボグサも咲き始めています。



 ノアザミ(タムラソウ?)の花を咲かせています(この山野草の花はヤツタカネアザミとのご指摘がありました)。



 この三方コマクサ園の周辺は、晴天時には尾根沿いなので陽当たりがよく、少し暑い感じです。