ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩の山麓は、あたかもスイスの高原のような風景です

2018年07月29日 | 旅行
 長野県諏訪市四賀にある車山の車山肩の北側に広がる山麓の草原では、いろいろな山野草が花を咲かせています。

 車山(標高1925メートル)の車山肩は、車山への登山や北側に広がる八島湿原までのトレッキングの出発点・終着点です。

 車山肩(標高1800メートル)から北側に広がるなだらかな山麓の草原を進むと、北側の眼下には八島湿原の一部が見えてきます。





 最初は、八島湿原側には霧がいくらかかかっていました(早朝だからです)。

 車山山麓の北側のなだらかな草原は、一見すると、スイスの“ツェルマット”の草原を思わせる景色です。あるいはオーストリアの“チロル”を髣髴(ほうふつ)とさせます。



 この辺りは、実は、本来はコバイケイソウやシシウドなどの群生地なのですが、今年は7月下旬で、コバイケイソウは花期を終えていました。

 山麓の草原では、カワラナデシコが所々で咲いています。濃い桃色のカワラナデシコ花が鮮やかです。



 薄紫色のマツムシソウの花も所々で咲いています。



 青紫色のクガイソウの花も咲いています。



 ツリガネニンジンの小さな花も所々で咲いています。



 白い小さなイブキボウフウの花が咲いています。セリ科の山野草です。



 キク科キオン属のコウリンカの花もいくらか見かけました。濃い赤みがかった黄銅色の花です。



 なだらかな草原では、夏鳥のホオアカも出て来ました。



 車山肩から山麓の草原を北に進むと、この辺りは散策する方があまりいません。ほとんど人がいない静かな草原を楽しみました。