ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町にある女神湖では、トモエソウなどの山野草の花が咲き始めています

2019年08月14日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野にある女神湖は、8月中旬になり、トモエソウなどの山野草の花がヨシ原の中で咲き始めています。

 人工湖としてつくられた女神湖(水面は標高1540メートル)は、蓼科山(標高2531メートル)の北西側山麓にあり、蓼科山からは雪融け水が流れ込んでいます。



 女神湖の南東側斜面には、蓼科山からの雪融け水が流れ込む小川があり、ある程度の規模の湿地をつくっています。

 標高が約1500メートルと高いために、この湿地ではトモエソウなどの夏の山野草が咲き始めています。





 濃い目の黄色い花をたくさん咲かせるトモエソウは、オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年草です。濃い黄色い花弁は5枚です。



 トモエソウは最初は背丈が20センチメートル程度ですが、どんどん大きくなり、100センチメートル以上に成長します。

 

 

 この湿地では、トモエソウはサワギキョウと同程度に繁殖しています。

 シシウドもいくらか大きくなっています。



 湿地の繁みの中に、フシグロセンノウの濃いオレンジ色の花が咲いています。



 キンミズヒキの黄色い小さな花も咲いています。



 湿地の繁みの中で咲いている小さな白い花に、アゲハチョウが来て、花の蜜を吸っています。



 この湿原では、ユウスゲも少し花を咲かせるそうです。残念ながら、ユウスゲの花は見つけることができませんでした。

 女神湖の西側にそびえている車山(標高1925メートル)の山頂部がシルエット状に見えています。



 午後3時過ぎの車山の景色です。