長野市戸隠にある戸隠森林植物園では、多数のミソサザイが互いによく鳴き合っています

　長野市戸隠にある戸隠森林植物園では、雪融け水が流れている小川のそばで多数のミソサザイが互いによく鳴いています。
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　長野県が管理する戸隠森林植物園は、約70ヘクタールと広大な自然豊かな森林です。

　戸隠森林植物園の中で、雪融け水が流れている小川の近くでは、ミズバショウの白い包が出始めています。





　その雪融け水が流れている小川のそばに立つ木々の上部では、ミソサザイのオスがメスにアピールし、自分の縄張りを主張するように大きな声でよく鳴いています。

　木道の上から、ミソサザイのオスの鳴き声が聞える場所を探すと、折れた木の上で鳴いていました。



　ミソサザイは身体の大きさが約10センチメートルと小柄な野鳥です。小川や渓流ぞいなどの水辺で暮らす野鳥です。身体は小さいですが、鳴き声はかなり大きいという特徴を持っています。





　実は、木道の上にいると、四方八方からミソサザイのオスの甲高い鳴き声が聞えます。

　それだけ、ミソサザイのオスは互いに縄張りなどを競い合っています。

　大きな木の上部の枝に出て来たミソサザイのオスです。



　その内に、このミソサザイのオスは大きな声で鳴き始めました。



　ニュウナイスズメも枝先に出て来ました。林に住んでいる“スズメ”です。





　コガラも枝に留まりました。



　このコガラはよく動くために、これ1枚しか撮影できませんでした。

　自然豊かな森林の中では、アズマイチゲの白い花がよく咲いています。



　戸隠の森林の奧には、険しい嶺の戸隠山（標高1904メートル）がそびえています。



　戸隠山の険しい山容の姿は戸隠の厳しい自然を見せています。