ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北鎌倉の明月院では、寒さの中でマンサクの花が咲いていました

2011年02月13日 | 旅行
 神奈川県鎌倉市の北鎌倉では、小雪が舞う寒さの中で、マンサクが咲いていました。ロウバイヤウメ、スイセンなどとともに、初春前の今を彩ります。

 関東地方は昨日(2011年2月11日)午後から雪が舞い始め、その雪が寒さのせいで12日も融けずに残雪になっています。その寒さの中を、早春の“花の寺”が多い北鎌倉を散策しました。小雨交じりの天気と、まだ咲いている花が少ないためか、観光客はまばらです。ハイシーズンになると、行き交う観光客が多く、歩道からあふれるほどなのですが、今回は歩道をスイスイと歩けます。

 鎌倉五山第一位の建長寺(けんちょうじ)をまず訪ねました。仏殿のご本尊の地蔵菩薩像を拝礼し、方丈の奥のお庭を拝見しました。「禅寺を象徴する」という庭園は、雪で覆われていて、池の存在しか分かりません。冬景色そのものを楽しみました。


 方丈の外側を巡る木張りの縁側は足に底冷えを感じさせます。庭園の借景になっている山の方から、ヒヨドリなどが時々、鳴きながら飛来します。シジュウカラなどのカラ類もいるようです。鳴き声が低山に響き渡ります。

 次に訪れた北鎌倉駅に近い明月院(めいげついん)は早春の花が有名なお寺です。


 さすがに花の季節には時期が早く、ウメ、マンサク、ロウバイ、スイセンなどの花が咲いているだけでした。マンサクがちょうど見ごろの感じでした。新芽が吹く前のこの時期に、細長い黄色い花は目立ちます。




 3月間末にはレンギョウ、ボケ、モモ、カイドウ、シロモクレンなどがいっせいに咲きます。そしてシダレザクラが咲きます。

 中程の山門近くには、リスのえさ台が置いてあり、何匹か来ています。たぶん、ホンドリスではなく、タイワンリスだと思います。




 このえさ台の中のヒマワリなどの種を狙って野鳥が集まります。ヤマガラとシジュウカラが何羽か、近くの小枝に留まり、様子をうかがいます。リスがえさ台から離れると、すぐにヤマガラがえさ台に降りてきて種をつかんで飛び上がります。ヤマガラとシジュウカラは、あいにくの雨模様の曇天で、うまく撮影できませんでした。

 北鎌倉駅近くの鎌倉五山第四位の浄智寺(じょうちじ)も、ミツマタなどの春の花が楽しめるお寺です。時期が少し早かったようでした。鎌倉の春はもう少し先です。

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1 コメント

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鎌倉のリスは (日本栗鼠)
2011-02-14 08:32:22
鎌倉でよく見かけるリスはタイワンリスです。鶴岡八幡宮や大仏の近くでも、よく見かけます。参拝客に愛嬌をふりまき、人気者です。ただし、一部では、住民の家をかじるなどの被害も出て、駆除するなどの動きも起きていると聞きます。
ニホンリスはホンドリス(他にエゾリスがいます)とも呼ばれ、タイワンリスよりも小柄です。本州の自然界に住むホンドリスは人影におびえ、そんなに姿を見せません。
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