群馬県富岡市郊外の用水では、多彩なスイレンの花が多数咲いています

　群馬県富岡市郊外の蕨にある「花の里」という“観光園”の用水では、スイレン（睡蓮）の花が多数咲いています。

　丘陵の谷間に細長く続く水田用の用水（溜池）だった池に、園芸業の方がスイレンを長年にわたって育ててきた成果とのことでした。

　スイレンを育てている用水の水面一面にスイレンの葉が茂り、その葉の中にスイレンの花が浮かぶように、多数咲いています。8種類スイレンが咲いているとのことでした。



　丘陵の斜面にある用水の水面一面に、スイレンの花が多数咲いている風景は、おだやかな時間が流れてる景色のように感じました。





　スイレンの葉が水面一面に茂り過ぎて、「スイレンの花が水面に映る様子を観察できないのは、開花時期が過ぎているため」と、スイレンを撮影に来ていたアマチュアカメラマンの方に教えていただきました。



　スイレンの花がたくさん開花している水面の上を、イトトンボなどのトンボが多数、飛んでいます。イトトンボの番（つがい）が産卵しています。



　スイレンを育てている用水は二つ、ハス（蓮）を育てている用水は一つの合計三つです。スイレンの花は早朝から開花し、午後2時過ぎには閉じるために、スイレン園の開園は午後2時までだそうです。

ハスの花は、まだ蕾にもなっていませんでした。 ハスの花は7月ごろに開花するようです。ハスが咲くころは、盛夏になっています。