ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

名古屋市北西部にある庄内緑地のバラ園は秋咲きのバラが咲いています

2011年10月25日 | 旅行
 名古屋市西区の庄内緑地(しょうないりょくち)の中にあるバラ園では、32種・約2500株のバラが咲いています。この庄内緑地は、名古屋市を流れる庄内川の小田井遊水地を利用して設けられた総合公園です。万が一、大雨などで庄内川の水位が上がった時には、一部が遊水池として使われるそうです。

 広大な庄内緑地の中央部に位置するバラ園は、秋咲きのバラがいろいろ咲いています。種類ごとにバラの株が植えられていて、それぞれ赤色や白色、黄色などのバラが100株ぐらいずつかたまって、ベルト状に咲いています。



 この黄色のバラは「フリージア」という種類です。





 濃い赤色のバラは「ジョン・ウォーターラー」です。



 白色のバラは「パスカリ」という種類です。



 バラの花は、種類によって満開に近いものから、これから咲き始めるものまでとさまざまで、11月に入ってもバラの花が楽しめそうです。

 庄内緑地内には、バラ園以外にも、ツバキ園やハナショウブ園などがあり、1年中さまざまな花が楽しめるそうです。大きな温室もあります。いろいろなスポーツ施設もあり、名古屋市民はいろいろな楽しみ方をしています。

岐阜県多治見市郊外にある永保寺の庭園は名勝として有名だそうです

2011年10月24日 | 旅行
 岐阜県多治見市郊外の虎渓公園(こけいこうえん)の奥にある虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)のお庭を拝見しました。この寺院は臨済宗南禅寺派の寺で、夢窓疎石(開創)と元翁本元(開山)が、1314年に水月場(観音堂、国宝)を建立したとのことです。なんと観音堂と開山堂がそろって国宝というお寺です。

 当時、この地域を治めていた土岐頼貞の招きで、夢窓疎石と元翁本元が鎌倉から招かれたと紹介されています。禅修行の場として、お寺はつくられたと説明されています。

 多治見市観光協会は、この寺のお庭の「永保寺庭園」は四季折々に美しい表情をみせる名勝と紹介しています。夢窓国師がつくった庭園と紹介されています。

 永保寺の境内は、虎渓山という小さな山の中です。結構うっそうとした森の中です。庭園は土岐川の小さな支流に面しています。見た目はかなりの深山という趣でした。

 庭園のハイライトは、臥龍池という池にかかる無際橋です。屋根のある橋は珍しいそうです。



 橋を渡ったところに立つ国宝「観音堂」は修復中でした。

 梵音岩という岩場の上には六角堂が立っています。



 この岩を流れ落ちる小さな滝は、「虎渓山北西にある、シデコブシ群生地付近の湧水を集めたものです」だそうです。春に、珍しいシデコブシの花を見てみたいものです。

庭園にはモミジの木が多数植えられていますが、まだほとんど色づいていませんでした。





 このモミジの木が紅葉すると、美しい秋の風情になると思いました。

 虎渓山はうっそうとした森なので、いろいろな野鳥が多数いそうな深い森でした。この点でも、また訪れてみたいところです。

明治時代などの古い家並みがある、多治見市の本町オリベストリートを散策しました

2011年10月23日 | 旅行
 岐阜県南部の愛知県との県境に位置する多治見市の“本町オリベストリート”は美濃焼などの陶磁器の問屋町の面影を色濃く残しています。JR中央線の多治見駅から東側に徒歩10数分歩いたところにある本町は、昭和初期まで美濃焼などの陶磁器の問屋街として賑わったそうです。

 現在は、戦国時代の武将かつ茶人として有名な古田織部(ふるたおりべ)氏にちなんで、多治見市の陶磁器に関係する地域は“オリベストリート”と名乗った観光地になっています(古田織部さん自身は岐阜の出身ですが、多治見や瀬戸などの陶磁器などの茶器に自由で斬新な考えを盛り込んだ方だそうです)。

 3カ所あるオリベストリートの中で、歩いていけるのが“本町オリベストリート”です。土岐川にかかる多治見橋を渡ると、本町オリベストリートの西側に入ります。「たじみ創造館」という陶磁器の販売店が数店入居しているランドマークになっている建物が目に入ります。

 ここから約100メートルぐらいが“本町オリベストリート”だそうです。



 明治時代当時の古い趣を残すが商家や倉などの建物が飛び飛びに並んでいます。



 明治時代の感じの商家や倉などの建物は、骨董屋や蕎麦屋、日本食料理店などを営業しています。





 張り巡らした電線がやや興ざめですが。 

 この“本町オリベストリート”から北側にも古い感じの商店街があり、いい雰囲気の路地が数本並行に走っています。観光客の方が地図を片手に街並みの散策を楽しんでいます。

 11月3日には、多治見祭りが開催され、多治見国長や土岐頼定などの縁のある武将に扮した武者行列などの戦国絵巻を繰り広げるパレードが行われるそうです。

 川幅が予想以上にある土岐川にかかる多治見橋を渡って戻る時に、川の流れをのぞくと、白っぽい黄土色で濁っていました。昨日降った雨によって、陶磁器の原料となる粘土質の陶土が流れ出たためだと思いました。この土岐川には、オイカワやカマツカという名の川魚が釣れるそうです。絶滅危惧種のアカザをいう川魚もいるそうです。

川口市立グリーンセンターでは熱帯スイレンの花が咲いていました

2011年10月22日 | 季節の移ろい
 10月22日は中部・東海・関東の各地はどこも雨との天気予報です。実際に早朝はかなりの雨が降りました。日本全体の大部分で秋雨が降っているようです。

 午前中は小雨だったので、埼玉県の川口市立グリーンセンターに秋のバラの花を見に行きました。残念ながら、グリーンセンターのバラ園のバラはあまり咲いていませんでした。

 小雨を避けるために、大温室の熱帯系植物を見に行きました。その中で、一番見ごろを迎えていたのは、熱帯スイレンでした。

 ここでは熱帯スイレンは7月から9月が最盛期なのだそうです。10月下旬でも温室内で水温が20数度(摂氏)に保たれているためか、まだよく咲いていました。



 池の中に、各熱帯スイレンの株を植えた鉢が沈められています。各鉢には、熱帯スイレンの花の名札が立ててあります。



 この水面の上に伸びた濃いピンク色の熱帯スイレンの花の側には、「ミセス エミリーハッチング」という立て札が差してあります。

 いくつかの名札と、花の写真を比較して見ると、似た感じの花がいくつもあります。また、熱帯スイレンの花は開花1日目と、例えば3日目では少し様子を変えるそうです。素人には、熱帯スイレンの花の名前を簡単には決められない感じです。

  この薄い紫色の花の側には「クリントブライアント」という立て札が立っていました。



 この黄色い花の側には「セントルイスゴールド」という立て札が立ってます。



 水中から上に伸びた、熱帯スイレンのどの花もとてもきれいです。雰囲気ある花ばかりです。

 冬が近づいて気温が下がると、熱帯スイレンは成長を止めるそうです。逆に気温が高い夏になれば、成長してどんどん花芽をつけて次々と花を咲かせるそうです。可憐な花を来年の夏も咲かせてくれることでしょう。

東京駅近くの丸の内仲通りでは「ガーデニングショー2011」が始まりました

2011年10月21日 | 季節の移ろい
 10月21日から30日まで、東京駅近くの丸の内仲通りでは、「丸の内仲通りガーデニングショー2011」が始まりました。有楽町方向に向かって、15個の“ガーデン”が並んでいます。

 この15個は「元気!FOR JAPAN つなげよう 花笑み(はなえみ)」というテーマで公募し、審査を通ったガーデン作家の作品です。

 仲通りの電灯などに、ハンギングバスケットがいくつも飾り付けられています。



 いくつものバスケットが小さな空中庭園として空間を飾り、華やかな雰囲気を醸し出しています。

 コンテストガーデンとして審査をパスした作品には、「森羅万象を切り取る庭」「花たちの舞踏家」などの名前をつけられ、それぞれメッセージを発しています。各作品の部分をご覧いただきます。





 いろいろな秋の花が競い合って咲いています。過ぎゆく秋の時を感じさせます。



 丸の内仲通りでの「ガーデニングショー2011」と同時に、日比谷公園でも「ガーデニングショー2011」が開催されています。ここでは、秋のバラがよく咲いているころだと思います。