ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

安曇野市の孤島地区にある休耕田に、コハクチョウが多数飛来していました

2011年12月26日 | 旅行
 代表的な白鳥であるコハクチョウを長野県安曇野市に見に行った話の続きです。夜中に雪がいくらか降り、一面が銀世界になっている地域が多数ありました。

 午前9時過ぎに、昨日午後に訪れた安曇野市の旧穂高町にある孤島地区の休耕田に行ってみました。「コハクチョウが昼間、多数集まる田圃の一つ」と伺っていたからです。孤島地区の水を張った休耕田に行ってみると、コハクチョウが100羽程度、来ていました。



 飛来しているコハクチョウの数が、昨日午後の数羽と異なって、多いことに驚きました。

 水を入れた休耕田の泥水の中に、コハクチョウは盛んにクチバシを突っ込んで、盛んに何かを食べています。



 泥水の表面は薄く氷が張っていて、その薄氷部分を割って食べています。

 観察していた方に伺ったら、「餌付けとして、くず米を水田の中に投入している」とのことでした。

 たまにコハクチョウ同士が大声で鳴いて、相手に何かをアピールしていました。その大声で鳴く理由は不明です。



 コハクチョウに混じって、カモ類も盛んに食べています。カモ類は10数羽単位でどんどん飛んできて、増えていきました。



 孤島地区に飛来しているコハクチョウやカモ類は、多くが御宝田遊水池から飛んできたとの話でした。

 遠目に高い山々が見える安曇野市は、犀川沿いにある程度の幅で、田圃などの耕作地が広がっている田園地帯です。「実は雪はそれほど降らないが、寒いので一度降ると、なかなか融けない」とのことでした。春になると、リンゴなどの花が耕作地を彩るとのことでした。

安曇野市の御宝田遊水池にはコハクチョウが多数、飛来していました

2011年12月25日 | 旅行
 長野県安曇野市の犀川(さいがわ)の畔(ほとり)にある御宝田遊水池(ごほうでんゆうすいち)には、コハクチョウが100羽以上、越冬するために来ています。コハクチョウは日本に越冬のために飛来する“白鳥”の1種類です。

 御宝田遊水池は、JR篠ノ井線の明科駅(あかしなえき)の南側にある犀川橋の少し上流側にあります。「御宝田遊水池は自然体験交流センターの“せせらぎ”の近くにある」と聞いて、犀川の河川敷きを探して、たどり着きました。犀川沿いの堤防のような小道から近づきました。

 御宝田遊水池は川岸側は薄く氷が張っています。コハクチョウは岸から少し離れた対岸側に多数がいます。





 コハクチョウの多くは休んでいますが、数羽が活発に動いていました。



御宝田遊水池の手前の岸には多くのカモ類がいて、多くが寝ています(休んでいます)。首を身体にしっかりと巻き付けて、体温の低下を防いでいます。中には、薄く張った氷の上で休んでいるカモたちもいます。



 犀川の御宝田遊水池にいるコハクチョウの多くは、昼間は近くの田圃に出かけて、エサを採っているそうです。

 コハクチョウが昼間に集まる田圃の一つである安曇野市の旧穂高町にある孤島地区の休耕田に行ってみると、コハクチョウは3羽しか残っていませんでした。



 多くが御宝田遊水池に戻ったようです。孤島地区では休耕田の一つに水を入れて、コハクチョウのエサ場にしているとのことです。この孤島地区の休耕田にはコハクチョウの白い羽根が多数、落ちていました。凍てつく寒さの中で、コハクチョウは元気に生きています。

安曇野市にある有名な白鳥飛来地の犀川白鳥湖に行って来ました

2011年12月24日 | 旅行
 長野県安曇野市の豊科田沢にある“犀川白鳥湖”(さいがわはくちょうこ)と呼ばれる白鳥の飛来地に行って来ました。犀川白鳥湖は、コハクチョウが約1000羽も飛来する、有名な場所です。元々は、水力発電用の取水ダムとしてつくられた人造湖です。

 高速道路の長野自動車道の豊科インターチェンジを降りると、「犀川白鳥湖はこちら」と、その位置を示す標識があちこちにあります。ちょうど正午ぐらいに、犀川白鳥湖のある犀川のほとりに着きました。

 残念ながら、コハクチョウは1羽もいませんでした。犀川白鳥湖あたりに多くいる水鳥は、カモ類です。中州にカワウ数羽とカモ類(カルガモなど)が多数、ひなたぼっこしています。



 中州近くの川の流れの中に、カルガモなどが多数泳いでいます。時々、水中に潜って小魚を採っています(あるいは、川藻を食べているのかもしれません)。



 カモ類の中で、美しい羽根を持っているのはマガモです。



 黒色が主体の羽根を持つキンクロハジロも泳いでいます。



 安曇野周辺にコハクチョウが飛来したのは、1984年(昭和59年)だったそうです。地域のボランティア団体のアルプス白鳥の会の会員がコハクチョウの餌付けに成功し、多い時はコハクチョウが1000羽以上も飛来し、白鳥の飛来地として有名になりました。

 ところが、台風による豪雨によって取水ダムが被災したり、最近の鳥インフルエンザ対策として、餌付けを制限した結果、飛来するコハクチョウの数は大幅に減ったそうです。近くで野鳥観察をしている方に伺ったところ、「最近はコハクチョウは、犀川の下流の御宝田遊水池(ごほうでんゆうすいち)の方が多く集まる」と伺ったので、下流に向かいました。

 犀川白鳥湖の河原から一般道に戻る途中の田圃(たんぼ)の中にコハクチョウが10数羽いました。稲刈りが終わった田圃の中で地面をつっいて何かを食べていました。



 コハクチョウがすぐ側で何かを食べているのは、何となくのんびりとした雰囲気です。

 たぶん、気温は零度(摂氏)ぐらいです。コハクチョウは寒さに強いのかなと思いました。コハクチョウがたたずんでいる風景は、農閑期の田圃を彩る冬の風物詩でした。

佐久市の東側にある佐久荒船高原は初冬の風景になりました

2011年12月23日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原は標高が約1100メートルあるため、数日前に降った雪が北斜面側の木陰に残り、一部は凍結しています。

 晴れ間が広がり、太陽光が降り注いでいる場所でも外気温は数度(摂氏)あるかどうかで、風がかなり寒く感じます。

 佐久荒船高原の南側にそびえる荒船山(標高1423メートル)は、大きなとも岩の下側の垂直な岩肌にも雪が少しついています。あるいは凍結した氷かもしれません。



 午後の太陽光に照らされて、山肌の影が濃くなっています。

 真東にそびえる妙義山の山々は午後の太陽光に照らされて、山肌が明るくなっています。



 佐久荒船高原に多数生えているモミの木の上に降った雪はすっかり融けて、ホワイトクリスマスの雰囲気ではありません。



 背の高いモミの木の頂点あたりに、野鳥が多数いるのですが、葉陰に入っていて、野鳥の種類は分かりませんでした。

 近くの低木に絡んだつるが実をたくさんつけています。



 この実を野鳥は狙っているようです。

 北側にそびえる、近くの低山越しに見える、浅間山の山頂は少し冠雪し、まだら模様です。



 例年ですと、もうすぐ大雪が降り、佐久荒船高原は一面の雪景色になります。厳寒の時期を迎え、静けさに満ちた銀世界になります。


デパートの地下の食品売り場はクリスマス前の買い物で賑わっていました

2011年12月22日 | 日記
 東京都心の主要なターミナル駅であるJR新宿駅やJR池袋駅の近くの繁華街にあるデパートの地下の食品売り場は、ウイークデーにもかかわらず、かなり混雑していました。

 ある程度の割合の人々は、もう休日モードに入っていると思わせる雰囲気でした。早めに仕事納めを済ませ、少し長い休暇を取り始めた方もいるのに違いないと思わせるほど、混雑していました。

 12月23日の天皇誕生日の休日から3連休をとる方が多いためでしょうか、デパートは買い物客で賑わっています。デパートもボーナスなどで“小金持ち”になったお客にクリスマスセールをアピールしています。







 デパートの中でも、食料品売り場が土曜日や日曜日並みに混んでいました。特に、ケーキなどのお菓子を買うために列ができていました。クリスマス用のケーキなどを買い求める列のようです。非常に平和な光景です。クリスマスは“みんなでケーキを食べる日である”という見方も、平和だからできる視点です。

 山手線の車内では、普通の勤め人や通学風の方に混じって、大きな買い物袋を持つ方々も少なくありませでした。早めに休暇を取り、年末を迎えるための買い物を始めている方も予想以上に多いのではないかと感じました。

 その一方で、年末年始休暇を取るために、今週前半から集中して仕事をしている方は、3連休前の繁華街のちょっとした混雑などを知らないでがむしゃらに働いています。現在、猛烈に働いている方々には、来週の年末年始休暇には、十分に休んでいただくことで英気を養っていただきたいと思います。

 冬至の日からクリスマス寒波が来るとの天気予報です。日本海側は大雪との予報です。寒さに負けず、3連休を楽しみたいと思います。