ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

高地トレーニングに励む高校生ランナーは、努力する大切さを教えてくれました

2012年08月19日 | 日記
 ロンドンオリンピックが2012年8月12日日曜日に終了して、ちょうど1週間経ちました。次の、あるいはその次のオリンピック出場を目指す若手アスリートは現在、余念がなく練習に励んでいると想像しています。

 こんなことを感じたのは、高校生ランナーたちが荒船高原で早朝から長距離を走り込んでいるからです。想像ですが、おそらくロンドンオリンピックには興味なく、黙々と走り込んでいたと思います。目の前のライバルに勝つことがまずは重要だからです。

 長野県佐久市の東側に位置する荒船高原は標高が1100から1200メートルぐらいあり、日中でも涼しいために、高校生ランナーが高地トレーニングに使っています。

 9月になると、コスモスが咲き誇る草原の“山道”を、早朝から黙々と走っています。この“大コスモス園”では、先駆けの花がわずかですがちらほらと咲き始めています。





 高校生ランナーのグループは何回か入れ替わっているようです。最も人数が多い時は、10数人のグループが3チームで、林道を走っていました。おそらく、4~5キロメートルを何回か、グループ同士で競い合いながら走っているようです。男子と女子のグループも走りました。各グループにコーチ陣が数人ついています。並走車も出ることがあります。

 先頭を走る高校生ランナーは、いい面構えをしています。

 ここで高地トレーニングにしている高校生ランナーの男子の中から、毎年数人が、1月2日~3日に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走(通称「箱根駅伝」)に出場する大学の走者として走っているそうです。その後、実業団の長距離ランナーなどの進むそうです。毎年、箱根駅伝の走者が数人誕生しているので、その内に有力なマラソンランナーが出現する可能性があります。

 現在、いろいろなオリンピック種目での出場を目指す若手アスリートは、ひたすら練習に励んでいることと思います。記録という数字で表される世界で勝ち残り続けるには、勝ち残りたいという執念を持って、合理的な練習を続け、勝ち続けることしかありません。

 同様に、自分の人生の目標を持ち、その“夢”をかなえる努力を続けることが、目指す“マイ試合”に勝つ秘訣です。ひたすら努力することが、大切だと、荒船高原を必死で走る高校生ランナーは教えてくれました。なかなか難しいことですが、“練習”するしか道は切り開くことができません。

長野県佐久市の佐久荒船高原は、久しぶりに快晴の青空になりました

2012年08月17日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原は、早朝から晴れ間が広がり、ほぼ1日中快晴になりました。

 佐久荒船高原の東側にそびえている妙義山がくっきりと見えます。夏山らしい感じです。



 佐久荒船高原のすぐ南側にそびえている荒船山にも、早朝から霧がかからず、夏山らしい風景を見せています。



 西側にそびえている北八ヶ岳連山も今日は姿を見せました。



 北八ヶ岳連山に雲・霧がかかっていないのは、数日ぶりです。

 北側にそびえている浅間山も、同様に数日ぶりに姿を見せました。



 山頂付近にまだ雲がかかっていますが、その後、この雲も消えました。

 久しぶりに快晴になった佐久荒船高原は、日差しはきついのですが、吹いてくる風はさわやかです。気温は26度(摂氏)以下のようです。

 森の中では、シジュウカラなどのカラ類が活発に動いています。今日も、ゴジュウカラ(五十雀)を見かけました。



 アカゲラも出てきたのですが、逆光でうまく撮影できませんでした。

 数日ぶりに快晴になり、佐久荒船高原は青空の下で、快適な高原の風を受けています。テレビのニュースでは群馬県館林市や埼玉県の熊谷市はかなりの猛暑と伝えています。関東地方は快晴で気温が上がっています。
 
 

長野県佐久市の佐久荒船高原ではコバギボウシなどの盛夏の花が咲いています

2012年08月16日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原では、盛夏の花であるコバギボウシなどが咲いています。

 佐久市内は晴れて気温が30数度(摂氏)と猛暑ですが、標高1100メートル以上の佐久荒船高原には群馬県下仁田町から霧が上ってきて、霧が薄くかかり、気温が上がりません。陽光があまり差さない、曇り空の下で、夏の野草が咲いています。

 草原の中で薄紫色の花が目立つのはコバギボウシの花です。



 背丈が1メートルぐらいになって花が目立つのはイヌゴマの花です。



 シソ科のイヌゴマは所々に群生しています。

 草原の中の陽当たりのいい所にで、鮮やかな赤色で目立つのはツリフネソウ(釣船草)の花です。



  陽当たりのいい所に、あちこちで咲いているツリフネソウの花に、マルハナバチなど大型のハナバチが蜜を吸いに来ています。ハナバチが蜜を吸いやすいように、花が上から吊された形状になっています。



 
  ツリフネソウの仲間のキツリフネの花も近くで咲いています。黄色が鮮やかです。



  盛夏の中、夏の野草があちこちで花を咲かせ、昆虫を集めています。夏らしい風景です。

長野県佐久市にある佐久荒船高原では、快晴になると野鳥が盛んに活動します

2012年08月15日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原は前日夜半から大雨でした。早朝は濃霧になり、肌寒い感じでした。ところが、午前11時ぐらいになると晴れて青空になりました。

 佐久荒船高原の東側に見える妙義山系では、山々はまだ雲・霧に包まれています。



 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山は霧がかなり晴れてきました。


 

 佐久荒船高原が次第に晴れ始めると、森の中で野鳥が動き始めました。シジュウカラやヒガラ、コゲラなどのカラ類が群れで動いています。

 キツツキの仲間で一番小さいコゲラが数羽来て、枝から枝に動き回ります。





 ゴジュウカラも数羽の群れで来て、木の幹をつっいて、エサとなる昆虫を探しています。



 遠くの木の枝に、数羽の野鳥がきました。キビタキのメスでした。



 お目当てのキビタキのオスを近くの木々で探したのですが、見つけられませんでした。

 雨が上がって晴れになると、野鳥は活発に動き回り、さえずり続けます。夏は今年産まれた幼鳥が大人に向かって育つ時期です。快晴の空の下で、木陰からの緑風に当たりながら、野鳥のさえずりを聴く幸せな時間を過ごしました。

長野県茅野市の“夢の平林道”付近では、ウスユキソウなどの花が満開です

2012年08月14日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市の大河原峠から西側にある茅野市の“夢の平林道”につながる林道では、日本の“エーデルワイス”であるウスユキソウの花などが満開です。

 標高2093メートルの大河原峠から茅野市の蓼科白樺高原にある御泉水自然園付近をつなぐ“夢の平林道”は、針葉樹の自然豊かな地帯を通る林道です。この“夢の平林道”は良く整備された道幅のある林道です。

 これに対して、大河原峠と“夢の平林道”を結ぶ林道はくねくね道で道幅も狭い山道です。一度、北側に向かってから南に向かい、西側に向かうなど、かなりのくねくね道です。蓼科山系の山のダテカンバなどの雑木林の中を通ります。



 多少不便な山道である分だけ、自然は豊かです(通行はあまりお薦めしません)。現在は、ウスユキソウの花があちこちに咲いています。



 ウスユキソウの花が林道脇の斜面につながって咲いている地域があります。

 崖沿いには、薄紫色のソバナの花もあちこちに咲いています。可憐な花です。



 クガイソウの花も咲き始めています。



 赤紫色のヤマホタルブクロもまだ咲いています。



 
 ダテカンバなどの雑木林の片側は沢などの水場が多く、自然が豊かなために、多数の野鳥が住んでいて、よく鳴いています。一番よく鳴いているのは、オオルリです。鳴き声はあちこちでするのですが、残念ながら、梢の上で鳴くオオルリには会えませんでした。

 人気(ひとけ)の少ない自然豊かな林道を楽しみました。この林道は、季節ごとにさまざまな野草が咲く、自然の宝庫です。