ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県前橋市の嶺公園で、マツの実に群がるヤマガラに出会いました

2014年11月24日 | 旅行
 群馬県前橋市郊外の赤城山南面にある高大な嶺公園(みねこうえん)に、野鳥観察に行った話の続きです。

 公園地区の中央にある、大きな溜池近くの周回道路にはカエデ科の木が並木として植えられています。そのカエデ科の木々は紅葉真っ盛りです。





 草原広場の縁に植えられたマツの低木に野鳥がしきりに飛んできます。近くの雑木林の中からヤマドリが数羽、飛んできて、マツの実の近くに留まります。





 実を食べるために、ヤマガラはいろいろな態勢・姿勢を工夫します。



 ヤマガラはエサをくわえると、近くの木の枝まで飛んでいって、落ち着いてエサを食べる習慣があるようです。近くの木の枝に留まったヤマガラです。



 ゴジュウカラも数羽、マツの実を食べ来ていました。不運なことに、マツの細い葉の中に入るなど、日が当たる見やすい場所に留まらなかったために、画像をお見せできません。

 シジュウカラなども多数、背の高い木の上部に留まって、鳴いています。

 ヒヨドリやツグミなどの野鳥も時々、姿を見せました。嶺公園では、褐色に“紅葉”した落葉樹の木々にいろいろな野鳥が来ています。



 群馬県では有名な野鳥観察地である嶺公園での冬鳥の観察はこれからが本番です。

群馬県前橋市郊外にある嶺公園で、小魚を捕るカワセミの雄に出会いました

2014年11月24日 | 旅行
 群馬県前橋市郊外の赤城山南面にある嶺公園(みねこうえん)は、周回道路などに並木として植えられたカエデ科の木々が紅葉真っ盛りです。カエデ科以外の山麓の雑木林の木々も褐色などに紅葉しています。

 前橋市郊外に設けられた嶺公園は、自然豊かな景勝地につくられた公園です。公園緑地部分と墓地部分で構成された広大な公園です。

 公園緑地部分は、雑木林や草原、小川、遊具の広場などが混在しています。


 
 嶺公園の公園緑地部分の中央には、大きな溜池(農業用水と伺っています)があり、カルガモなどのカモ類がのんびりと水面を泳いでいます。現在は、水が半分以上も抜かれて、30羽ほどいるカモ類は溜池の真ん中の水面に集まっています。

 溜池をつくっている堤防部分の上の設けられた道路から、溜池の中を見ていると、瑠璃色(るりいろ)の野鳥が一羽、飛んできました。堤防の下側に、蓄えた水を流す疎水があります。瑠璃色の野鳥がその疎水の土手に留まりました。カワセミの雄です。







 眼下にいるカワセミの雄は、時々、疎水の流れの中に潜って、小魚を捕っています。



 カワセミの雄は捕まえた小魚をくちばしにくわえています。

 今回、嶺公園を久しぶりに訪れた理由は、ミヤマホオジロなどの冬鳥を探すためでした。地元の野鳥観察愛好家の方によると「ミヤマホオジロを見かけたという方も時々いるが、今日は出ていない」とのことでした。

 斜面の雑木林には、シジュウカラやヤマガラ、ゴジュウカラなどが姿を見せました。背の高い木の上部でよく鳴いています。

 秋晴れの日差しによって、嶺公園は上着が必要ないほど、暖かい天気でした。

群馬県下仁田町などにそびえている妙義山は紅葉の盛りを過ぎたところです

2014年11月23日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の東側に妙義山がそびえています。

 佐久荒船高原の林道から東側に見える妙義山です。



 妙義山は午後の日射しによく照らされています。

 妙義山は、群馬県甘楽郡下仁田町と富岡市、安中市の境界にそびえている連山の総称です。日本三大奇勝の一つとされる山です。

 富岡市側からアプローチすると、妙義神社の背後に白雲山(はくうんざん)がそびえています。



 白雲山の峰々の中で、向かって右側(たぶん西側)にそびえているピークが相馬岳(標高1104メートル)です。



 白雲山の山頂近くの奇岩の下側には、針葉樹の森があり、さらにその下側に広葉樹の森があります。落葉樹の木々は褐色に紅葉し、落葉し始めています。



 白雲山側から中腹を通る山岳道路を西側に進むと、桜の里を過ぎると、中之岳神社の背後にそびえている金洞山が見えてきます。



 桜の里から中之岳神社までの山岳道路の両側には、ソメイヨシノなどのサクラの並木が続きます。桜並木は葉を落としています。

 金洞山の山麓には奇岩の“塔”が並びます。第一石門、第四石門などの名称がついています。



 よく見ると、この石門の“頂上”に上っている登山家が数人います。



 妙義山全体は落葉樹の落葉が増え、紅葉は少し盛りを過ぎた様子です。群馬県の奇岩の妙義山にも晩秋が迫っています。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、晩秋の風景になり始めました

2014年11月22日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、秋晴れのうららかな天気です。風があまりなく、太陽の日射しによって暖かい日です。

 佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)にはまだ夕日が完全にはあたっていません。



 午後3時過ぎですが、11月下旬になり、太陽の黄道が低くなり、艫岩に夕日が当たる時間が遅くなっています。ています。

 佐久荒船高原の北北西にそびえている浅間山(標高2568メートル)の山頂は冠雪した雪が融けています。最近、暖かい日が続き、一度冠雪した山頂の雪が融けたようです。





 佐久荒船高原は秋晴れの穏やかな日ですが、午後になり、野鳥があまり出てきません。カラマツの実に群がっているコガラの群れが目につきました。



 コガラの群れは、すぐ近くにあるマツの木に実った実(マツボックリ)にも群がっています。



ゴジュウカラも何羽か来ていますが、木の幹の裏側に入って出て来ません。

 落ち葉が積もった草原では、ウバユリの実が目立ちます。



 ウバユリの実は中身の鱗片状の実が周囲に飛んで、からになっています。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、落葉樹の葉がほとんど落ち、晩秋の風景になっています。

埼玉県北本市の北本自然観察公園の池には、マガモなどが集まっています

2014年11月21日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市の北本自然観察公園の池には、秋が深まり、水鳥たちが集まり始めています。

 北本自然観察公園の入り口近くある北本市自然学習センターの裏側には、ヨシ原があり、その中に高尾の池と呼ばれる大きな池があります。

 高尾の池は高大なヨシ原の湿地や小川などとつながっています。夏には、あまりいなかったカモ類が集まっています。



 カモ類などの水鳥の中で、大きさで目立つのはアオサギです。



 今回はアオサギは、この1羽しかいませんでした。コサギは来ていませんでした。

 カモ類の中で、大きさで目立つのは、きれいな“生殖色”の羽根になったマガモの雄です。顔が美しい緑色になっているものです。



 身体の羽根が茶褐色に黒い斑紋が入ったマガモの雌も、当然います。

 マガモ以外には、カルガモがたくさんいます。遠くにはコガモもいます。

 池の手前部分は、雑木林の木陰になっていて、すぐ側にいるカモ類を撮影できないために、カルガモだけを撮影できていません。

 カモ類は、何羽かがどこかに飛んで行ったり、飛んで戻って来たりと、動きが活発です。また、水位が浅い池の底にある水草の根などを食べるために、逆さの姿勢になって顔を水の中に入れて、何かを食べています。



 ヨシ原に囲まれた高尾の池は、昔の里山の池の風景を保っています。トンボの幼虫のヤゴや、ホタルの幼虫などもいるそうです。

 周囲の雑木林の広葉樹の葉が色づき、高尾の池にカモ類が集まり始め、晩秋の風景になり始めています。