ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

栃木県栃木市都賀町の花江の郷の湿地帯では、イカルに出会いました

2016年02月17日 | 旅行
 栃木県栃木市都賀町の花江の郷という、里山に咲く野草を集めた自然園に行った話の続きです。

 入り口近くから、ハス池やスイレン池のある湿地帯に向かいました。



 広大な湿地帯の入り口部分には、ウメの木が並ぶ梅林があり、ロウバイの木もありました。

 比較的、花が小振りな白梅と紅梅のウメの花がいくらか咲き出しています。





 その奧では、ロウバイの木も少し花を咲かせています。



 その奧の園内である湿地帯と周囲の園外のヨシ原と雑木林の間を、ツグミなどが行き来しています。

 雑木林の葉を落としたままの木の枝に、冬鳥のシメが留まっています。やや遠くです。



 その近くの木の枝に、イカルが留まっていました。1羽しかいません。



 群れではないイカルを初めて見ました(このイカルは群れからはぐれたのかも)。

 その内に、イカルはツグミなどの動きにつられて、湿原内部に生えている木の枝に飛んできました。





 イカルは周囲を見渡しています。

 この広大な湿原では、ハナショウブ、ヒガンバナ、オミナエシ、ミソハギなどがその花が咲く季節に咲き誇るそうです。

 残念だったのは、湿地園の園外には、大きな太陽光発電パネルが敷き詰めてある部分がありました。鄙びた山麓でも、いろいろな動きが始まっていまいs多。

 農業従事者の高齢化と離農者が増えた里山の現実のようでした。

栃木県栃木市都賀町の花江の郷では、セツブンソウが咲き始めています

2016年02月16日 | 旅行
 栃木県栃木市都賀町の花江の郷は、「野の花自然園」と自称する里山に咲く野草を集めた自然園です。季節によって入場料が変わります。

 今回、訪問した時は、山野草の咲き始めでした。里山の入り口のような雑木林の中ではフクジョソウ(福寿草)が咲き始めていました。




 
 雑木林の木々の枝は葉を落としたままなので、その落ち葉が多い地面には、太陽光がそそいでいます。


 
 湿地帯風の地面ではセツブンソウ(節分草)は一部、咲き始めています。




 
 まだ一部しか咲いていない様子です。
 
 その近くでは、バイカオウレンも咲き始めています。


 
 これらの野草の近くでは、ショウジョウバカマの葉が伸び始めています。


 
 雑木林の入り口では、マンサクの花も咲いています。
 
 この里山の入り口のような雑木林の地面では、春の訪れを告げる野草の花が咲き始めたころでした。
 
 栃木市都賀町の山麓には、こうした里山の野草園のようなところがいくつかありそうでした。同時に、近くの低山には、ゴルフ場が点在し、昔ながらの里山・農村とゴルフ場が混在している地域でした。

人気ミステリー作家の逢坂剛さんの最新作「墓標なき街」を読み終えました

2016年02月15日 | 
 人気ミステリー作家の逢坂剛さんの最新作の単行本「墓標なき街」を読み終えました。実は少し前に読み終えていました。

 この単行本「墓標なき街」は、2015年11月10日に集英社から発行されたものです。逢坂剛さんの人気ミステリーシリーズの“百舌(もず)シリーズ”の最新刊です。



 百舌シリーズ”は「百舌(もず)」と呼ばれた殺し屋などを巡るミステリーシリーズです。百舌は対象者の後頭部を千枚通しで突き刺して殺す暗殺者です。ただし、百舌は途中で死亡します。第二の百舌が登場します。

 この単行本「墓標なき街」の進行役は、“百舌”シリーズの作品に登場した、現在は私立探偵の大杉良太(以前は警視庁警部補)と警察庁特別監察官の倉木美希です。二人は、ある商社の不正武器輸出事件が起こっているとの探偵捜査などから、以前の公安警察がひた隠しにした百舌という暗殺者の事件を表に出そうという動きに巻き込まれていきます。

 当時、政権を握った民政党の馬渡久平(まわたりきゅうへい)の影のブレーンの一人だった田丸清明(たまるきよあき)は、当時は東都ヘラルド新聞社の社会部長として権力を振るいました。しかし、その時の偏向した政治姿勢を問われて退社し、今は右翼系オピニオン誌の編集長を務めています。

 その田丸は、元部下の東都ヘラルド新聞社編集委員の残間龍之輔(ざんまりゅうのすけ)に当時の暗殺者百舌の噂話の記事を書くように依頼します。現政権や野党などに、ある揺さぶりをかけるためのようです。

 政界の超大物である民政党の三重島茂幹事長が所有する東京都郊外の府中市にある別邸には、全身黒頭巾の人物とそのお世話役などが住んでいます。その別邸は元警察庁の特別監察官室長が天下って専務を務める警備会社が警備を務めています。

 この別邸と不正武器輸出事件が絡み合い話は進んで行きます。そして殺人事件が起こります。政治の中枢と公安警察の闇に触れる話です。

 この最新刊の話は、これまでの“百舌”シリーズの作品を思い出させる説明部分と、その後の関係者とが絡み合う話です。このため、やはり“百舌シリーズ”を読んでいないと分からない部分があり、それを補う話が加わります。

 今回の「墓標なき街」は、“百舌”シリーズの続きを書く布石なのかどうかがよく分かりません。

 逢坂剛さんの“百舌”シリーズの熱烈なファン向けに書き始めた様子で、この次の作品のイントロダクションのような作品です。このため、面白さはほどほどです。

 なお今回、最新作「墓標なき街」を購入し、読み始めたきっかけは、朝日新聞誌に掲載された逢坂剛さんの近況を解説した記事でした(弊ブログの2016年2月2日編をご参照ください)。

埼玉県坂戸市の高麗川河川敷にある浅羽ビオトープでは、メジロにも出会いました

2016年02月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市の西部を南から北に向かって流れる高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープを訪れた話の続きです。

 この浅羽ビオトープは、高麗川の河川敷に人工のせせらぎ(疏水)を設け、その疏水沿いに雑木林や散歩道などを設けた自然観察公園です。



 この疏水沿いでは、冬にはシメやアオジ、ジョウビタキなどのいろいろな野鳥に出会えます。

 今回は、ササ藪の中に数羽のメジロがいて、ササ藪から出入りしていました。





 日の当たりがいいためか、メジロの身体の羽根の色が明るい黄緑色(まさに“うぐいす色”)が美しいです。



 メジロは時々、ササの葉の表面や裏側にある何かを食べているような動作をします。ササの葉の表面や裏に昆虫などがいるのかもしれません(実態はよくわかりません)。

 疏水沿いに立つ木の枝に、モズが留まり、下側をよく見ています。昆虫などのエサの登場を待っている様子です。





モズは数羽いて、それぞれが木の枝に留まり、それぞれが厳しい顔つきで見張っています。



 2月中旬になり、春のような暖かさによって、昆虫が飛んでいるのかもしれません。

 昨年の3月は、この浅羽ビオトープにヒレンジャクの群れが飛来し、多くの野鳥観察愛好家が集まりました。今年も、ヒレンジャクは来るのかどうか、気になります。

 昨年2015年3月に浅羽ビオトープにヒレンジャクの群れが飛来した様子は、弊ブログの2015年3月15日編をご覧ください。

埼玉県坂戸市の高麗川河川敷にある浅羽ビオトープで、アトリの群れを観察しました

2016年02月14日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市の西部を南から北に向かって流れる高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープを、各2週間ぶりに訪れました。

 この浅羽ビオトープは、高麗川の河川敷に人工のせせらぎ(疏水)を設け、その疏水沿いに雑木林や散歩道などを設けた自然観察公園です。

 この疏水沿いでは、1月下旬に積もった残雪はすべて融けて消えていました。


 
 疏水の岸辺のヤブの中を進むダイサギです。



 ダイサギやコサギ、アオサギは所々にいます。

 疏水の岸辺の草むらの中に、アトリの群れがいます。ヤブなどによる日陰のために、アトリなどはあまり目立たない感じです。




 
 アトリは草むらの地面に堆積した落ち葉などをほっくり返しています。







 アトリ以外にも、アオジやヒヨドリなども近くで、堆積した落ち葉などを突っついています

 この草むらのすぐ側の疎水の中で、水浴びをしている野鳥です。最初はアオジと推定しましたが、ビンズイのようにみえます(あまり、自信はありません)。



 ジョウビタキの姿も見かけたのですが、撮影できませんでした。

 また、出会いを期待したカワセミは出てきませんでした。滞在した時間内には、登場しませんでした。

 2月半ばになり、疏水の岸辺では、野草などが芽吹き始め、緑がいくらか濃くなってきました。