ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

宮城県刈田郡蔵王町の刈田岳山麓からは、雪融け水が滝として流れ落ちています

2017年05月26日 | 旅行
 宮城県柴田郡川崎町の峩々温泉から、宮城県の県道12号線(通称、蔵王エコーライン)に出て、宮城県刈田郡蔵王町の山中を刈田岳の山頂を目指して西に向かいました。

 県道12号線(通称、蔵王エコーライン)のくねくね道を上り、 刈田岳(標高1758メートル)の山頂に向かう有料道路の入り口まで上りました。



 有料道路の入り口付近には、いくらか駐車スーペースがあったので、ここからたぶん南方向の蔵王山系の山々を眺めました。

 向かい側の蔵王山系の山には残雪があります。



 目の前には、冬の間には“樹氷”をつくったたと推定できるアオモリトドマツ林が望めます。





 刈田岳の山頂に向かう有料道路の頂点には、火山湖のお釜(五色沼)が望める山頂部分があります。

 有料道路の入り口から、蔵王町の遠刈田温泉に向かって、引き返しました。

 下り始めて、すぐに、こまくさ平展望台に到着します。

 こまくさ平展望台からは西側に、刈田岳や火山湖のお釜がある五色岳などの山麓が望めます。





 刈田岳や五色岳の山麓に、まだある残雪が融けて、雪融け水の川ができ、その川は崖からは不帰の滝(かえらずのたき)として流れ落ちています。

 こまくさ平展望台から眼下に見える不帰の滝です。



 不帰の滝は「高さ97.5メートル、幅14メートルある」と説明されています。

 こまくさ平展望台からは、いくらか東側の山麓にも、もう一つの滝が見えます。



 残雪がつくる雪融け水が音を立てて流れ落ちています。

 こまくさ平展望台にあるコマクサの群生地では、コマクサはまだ芽も出していませんでした。今年は残雪が多く、開花は遅れそうです。

 なお、宮城県の県道12号線(通称、蔵王エコーライン)は、正確には宮城県道・山形県道12号白石上山線は、宮城県白石市と山形県上山市を結ぶ主要地方道路です。

 この宮城県道・山形県道の境部分になっている蔵王連峰をまたぐ区間を「蔵王エコーライン」と呼んでいます。

日本経済新聞紙の見出し「走り出す起業家4億人 大変革期 小が大を制す」を拝読しました

2017年05月25日 | 日記
 2017年5月22日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面のトップに掲載された、見出し「走り出す起業家4億人 大変革期 小が大を制す」を拝読しました。

 この記事は、コラム「スタートアップ大競争 世界が動く 上」の第一回目でした。

 この記事は「スタートアップ(起業)を競ううなりが生まれている」という文章から始まります。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも見出し「スタートアップ大競争 世界が動く 上 走り出す起業家4億人」と伝えています。



 この記事では、中国では起業家が1億2000万人(人口の9パーセント)と第一番目に多く、第二位のインドでも起業家が8000万人(人口の7パーセント)と多くの方がベンチャー企業を起こして、活動を始めています。

 これに対して、日本は350万人(人口の3パーセント)と起業家の数がかなり少ないと指摘します。これでは経済の活性化や国の産業の新陳代謝は進まないと、嘆きます。

 この記事の冒頭では。インドの中部の都市のインドールでは、スマートフォンで1000種類の商品を発注できる、スマフォのアプリケーションを開発したシュミット・ゴラワットさんを紹介しています。シュミット・ゴラワットさんは経営支援アプリケーション「ショップキラナ」を開発し、インド国内の900万人の零細店主に提供した事業を進めています。

 ここで、この記事では「これまでは起業といえば米国カリフォルニア州のシリコンバレーをすぐ連想すたが、実は最近は中国やインドが起業家の数を増やしている」と伝えています。

 産業の変革期は、起業家が大企業よりも機敏に変化をとらえると現状を分析します。

 このコラム「スタートアップ大競争 世界が動く 上」のあらすじは、もっともな中身です。ただし、日本が起業家が少ない理由の分析がありません。

 日本は“もっとも成功した共産主義国家”と揶揄されるほど、若い方の就職機会が安定しています。日本は毎年4月に大学や大学院などの卒業生を新規採用するという習慣を持つ珍しい国です。

 この日本は毎年4月に大学や大学院などの卒業生を90数パーセントの確率で新規雇用しています。いくらか揺らいではいますが、日本の企業は「終身雇用、新卒採用、年功序列」によって、従業員を安定的に雇用してきました。

 これに対して、欧米では、新卒の定期採用制度は原則、ありません。日常的に必要な職制ポストができると新規採用のポストなどを公表し、これに就職希望者が応募する制度です。

 こうした、その時の当該企業・組織に応じて、必要な雇用を保つシステムです。逆にいえば、その時の事業の好況・不況に応じて、雇用数を調整しています。

 この結果、欧米では、自分で起業して、仕事をつくる方も少なくありません。ここが日本と、欧米や中国、インドなどとの雇用態勢の大きな違いです。ここを考慮する必要があります。

 なお、「スタートアップ」という言葉は、独創的な競争力を持つ新規事業を目指すベンチャー企業を意味し、数年間で多くの従業員を雇用し、国・地方に法人税などを支払うなどの規模に成長することを目指す、急成長企業を意味します。事業規模が小さい、独創的な事業を展開するのは、単なる普通のベンチャー企業です。

 ベンチャー企業の方が幅広い概念です。中小企業で終わるベンチャー企業もたくさんあります。

宮城県刈田郡蔵王町の宮城県蔵王野鳥の森自然観察センターに行って来ました

2017年05月25日 | 旅行
 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉の山麓にある宮城県蔵王野鳥の森自然観察センターに行って来ました。野鳥観察が目的です。

 通称“宮城蔵王”と呼ばれている山麓にある広大な森です。蔵王連峰系の刈田岳(標高1758メートル)の裾野にあるようです。

 蔵王町の牧場などが広がるなだらかな山麓から見えた蔵王連峰系です。



 実際には、山頂部が冠雪している山は蔵王連峰系のどの山かはかかりません。

 宮城県蔵王野鳥の森自然観察センターの入り口付近では、レンゲツツジが花を咲かせ始めています。



 黄色い花のレンゲツツジも咲いていました。



 ニシキウツギ系の花も咲いています。



 野鳥の森自然観察センターとして、野鳥観察向けのいくつかのコースが設けられている森の中を進みます。

 深い森の中の山道沿いには、チゴユリがいくつか咲いています。



 マイヅルソウも所々に咲いています。



 マイヅルソウが成長して、白い小さな花を咲かせてるようにみえる山野草は、マイヅルソウなのか、違うのか、判断できずに困っています。



 ラン科のギンランも数株、見つけました。森陰で咲いています。



 今回は、正午近くに山道沿いを歩いたために、コガラなどはいくらか見かけたのですが、オオルリなどのお目当ての野鳥には出会えませんでした。

 その後、蔵王町遠刈田温泉に近い宮城県柴田郡川崎町の峩々温泉(ががおんせん)に移動しました。

 峩々温泉近くの森の中では、濃い桃色系のツツジ(?)の花が咲いていました。





 このツツジの名前は不明です。アカヤシオ系ではないかと推定しています。

福島県須賀川市にある須賀川牡丹園では、ボタンの花はやや盛りを過ぎています

2017年05月24日 | 旅行
 福島県須賀川市牡丹園にある須賀川牡丹園では、ボタンの花はやや盛りを過ぎています。

 国指定の名勝である須賀川牡丹園は、10ヘクタールの広大な園内に、ボタン(牡丹)が290種類・700株も植えられています。この中には、200年を超える“古株”のボタンや中国産のボタンなどもあります。

 須賀川牡丹園では5月上旬から、丹精込めて育てたボタンが大輪の花を咲かせます。

 実は、須賀川牡丹園では、ボタンの花期がやや過ぎたことから「5月20日からは後期に咲くボタンを観賞してもらう」という趣旨で、入園料を無料に切り替えています。

 現在、咲いているボタンの花たちです。











 須賀川牡丹園の中程にある、大きな池です。



 池を囲む木々は、濃い緑色になり始めています。

 その池の岸辺では、ツツジの花がよく咲いています。





 そのツツジの近くに留まったトンボです。



 このトンボの種類は調べています。

 広大な須賀川牡丹園を歩き回り、花期をいくらか過ぎたボタンの中で、花を咲かせているボタンを見て回りました。この牡丹園は「牡丹園としては全国で唯一の国指定名勝」になっています。

群馬県の富岡市から高崎市、藤岡市と抜けた際に、赤いポピーのお花畑などを拝見しました

2017年05月23日 | 旅行
 群馬県の富岡市から東に向かって進み、高崎市と藤岡市を通り抜けた時に、赤いポピーの花などを拝見しました。

 富岡市から東に向かって進み、高崎市と藤岡市までは、主にはムギ畑が多く、ムギはよく稔り始めています。

 また、広大な田んぼや山麓沿いに棚田風の田んぼもあります。

 その広大な田んぼや山麓沿いにある棚田風の田んぼの畔などには、カキツバタ系の園芸種が紫色の花を咲かせています。





 田んぼなどを彩る美しい花です。

 ムギ畑や水田の一郭には、赤いポピーの花などの赤い“じゅうたん”が時々、あります。「シャレーポピー」と呼ばれる園芸種のポーピーです。





 農作業を楽しくするための、赤い“じゅうたん”ではないかと、推定しています。



 ムギ畑や水田の一郭では、ジャーマンアイリスも花を咲かせています。ジャーマンアイリスも最近は、いろいろな色の花が咲いています。





 富岡市や高崎市では、シャクヤクを畑で育てて、その花を出荷している農家があります。

 そのシャクヤク畑では、シャクヤクはいろいろな種類の花を咲かせています。





 蕾で出荷するには、シャクヤクは花がやや開花しすぎていると感じました。

 高崎市と藤岡市は、最近の市町村合併によって、東に向かうと高崎市、藤岡市、高崎市と市町村の区分が複雑に入り組んでいる地域がありました。

 最近の初夏のような日射しを受けて、各花は美しく咲き誇っています。