ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、ヤマドリを何とか観察しました

2017年05月22日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、初夏を迎えて、新緑に染まっています。

 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)は、艫岩(ともいわ)の下側まで新緑に染まっています。

 午後3時ごろの荒船山です。午後の太陽光が艫岩などによく当たっています。



 午前6時台に、群馬県甘楽郡下仁田町側の標高1000メートル辺りから見上げた荒船山です。朝なので、北に面した艫岩には、朝日が当たっていません。



 佐久荒船高原の西側にそびえている八ヶ岳連山にも、太陽光がよく当たっています。



 佐久荒船高原のやや下側の標高1000メートル辺りの山麓の木々は新緑になっています。その木々の中にあるズムの木は蕾を膨らませています。



 探してみると、日当たりがいい南斜面に生えているズミの木は、花を少し咲かせ始めていました。



 森の木々の葉が成長している途中のため、その木々の根元の地面では、スミレなどがよく咲いています。小さな白い花を咲かせるスミレです(品種は不明)。



 小さな細い花を咲かせている山野草です(昔、植物図鑑で名前を調べたことがあり、候補の山野草の名前を見いだしました。しかし、品種の名前を忘れました)。



 早朝の森の中は、野鳥のさえずりで満ち溢れています。アカハラが地面に下りて、たぶんミミズを探しています。





 時々、朝に見かけるヤマドリのオスです。



 このヤマドリのオスは、ここの場所が気にいっているのですが、人間が遠くに見えると、すぐに飛び去ります。

 この画像を1枚撮影した瞬間、このヤマドリのオスは飛び去りました。

 佐久荒船高原でも、ヤマドリは数匹が住み着いている様子です。ただし、ヤマドリは春にしか、姿を見せません。木々が繁ると、姿が見えなくなります。



長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、キジが活発に活動しています

2017年05月22日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、初夏を迎えて、木々が新緑に染まっています。

 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)は、艫岩(ともいわ)の下側まで新緑に染まっています。





 佐久荒船高原のやや下側の標高1000メートル辺りの山麓の木々は新緑になっています(朝日の光がやや強く当たっています)。



 佐久荒船高原のいろいろな森陰では、ニホンサクラソウ(日本桜草)がまだよく咲いています。



 ニホンサクラソウが開花している場所は次第に移動していきます。



 ニホンサクラソウがまだいくらか咲いている草原で、キジに出会いました。

 キジのオスです。初夏の日射しに照らされています。どんどん、前方に歩いて行きます。





 キジのオスの周囲には、キジのメスが数羽います。





 キジのオスは夜明けごろから、大きな声で鳴き、自分の縄張りを主張しています。もうずぐ、ヒナが産まれるかもしれません。

 佐久荒船高原では、森の中で咲くサクラの木はほとんどが葉桜になっています。

 まだ、よく花を咲かせているヤエザクラ(八重桜)系の木です。



 このヤエザクラの木は、園芸種を植えたものと推定しています。

 標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原でも、昼間には気温が20度(摂氏)を超える時が出始めました。

 佐久荒船高原は、初夏を迎えています。

長野市北部の山麓の崖では、野生のフジがたくさん花を咲かせています

2017年05月21日 | 旅行
 長野市北部の山麓と長野市市街地を結ぶ県道506号線をひたすら下っていくと、崖が多いところに、野生のフジがたくさん咲いている地域を通りました。

 この県道506号線は、1998年に開催された長野冬季オリンピック用につくられた長野市ボブスレー・リュージュパークと長野市市街地を結ぶ県道です。

 ダムの下側に、険しい崖があり、その険しい崖には、野生のフジがたくさん咲いています。







 険しい崖に育つ木に、フジの蔓(つる)が巻き付いてよく育っています。





 5月の快晴の日の太陽に照らされて、フジの赤紫色の花が映えています。

 ダムから放出された水は滝のように見えます。



 たぶん、飯綱山などの雪融け水を蓄え、放出していると想像しています。

 新緑に染まった山麓で、野生のフジが花を咲かせ、5月を感じさせます。



 この新緑あふれる山麓では、カッコウはまだ鳴いていませんでした。 

長野市北部の山麓の斜面では、リンゴ園の木々が花をたくさん咲かせています

2017年05月21日 | 旅行
 長野市上ケ屋にある飯網高原大谷地湿原から、飯網山山麓を回るように北東方向に進んでから、右折して県道506号を長野市市街地(善光寺辺り)に向かって南東方向にひたすら下しました。

 1998年に開催された長野冬季オリンピック用につくられた長野市ボブスレー・リュージュパークと長野市市街地を結ぶ県道506号線をひたすら下ります。

 この山麓の斜面は、ある程度の斜度があるために日当たりがよく、リンゴ栽培が盛んな地域です。そのリンゴ園が続く栽培地を下ります。





 リンゴの木々はちょうど、花を咲かせています。リンゴの栽培品種は分かりません。





 リンゴの花が咲き、白い花が美しい風景です。





 県道506号は、急斜面を下るために、一部に“ループ”形状の道路が設けられています。いくらかでも緩やかに上る・下るためです。

 県道506号沿いの山麓の木々は、新緑に染まっています。





 県道506号沿いの山麓がとても美しい新緑の季節です。

人気ミステリー作家の黒川博行さんの新作単行本「果鋭」を読み終えました

2017年05月20日 | 
 人気ミステリー作家の黒川博行さんの新作の単行本「果鋭」を読み終えました。

 この「果鋭」(かえい)は、2017年3月17日に幻冬舎から発行されました。



 価格は1800円プラス消費税です。

 黒川さんがこれまでに書いてきたミステリー小説の中では、ややマイナーな存在の元警察官コンビの、「悪果」「繚乱(りょうらん)」と続いてきた堀内・伊達コンビのシリーズ第三作です。

 この主人公の伊達は、暴力団対策係刑事(マル暴対の巡査部長)だったころに、クラブホステスと愛人関係になり、その愛人と“受掛金取立屋”の暴力団員との三角関係のもつれから、伊達は暴力団員に刺されます。

 伊達はナイフで刺されますが、身長180センチメートル・体重95キログラムのがっしりした体格です、柔道4段の伊達は、大量の出血にもかかわらず、刺されたレストランで支払いを済ませ、歩いて救急病院に向かいます。しかし、クラブホステスと愛人関係が明るみに出て、懲戒免職処分になります。

 相棒の堀内も大阪府警の暴力団対策係刑事の刑事でした。暴力団との癒着(ゆちゃく)・情報漏えいなどから府警を追われます。脚がやや不自由になったので、仕込みの杖をついています。

 この元警察官コンビの二人は、当然、ボケと突っ込み風の会話を繰り広げます。

 この二人は、パチンコ業界の不正にかかわっていきます。この小説の最初の方に「今のパチンコ台は40万円ほどと高価な機械になった」という説明があります。しかも、今のパチンコ台は“コンピューター”になっていると説明します。「このデフレ時代にパチンコ台は、“コンピューター”化し、設備投資費が高まる一方だ」そうです。

 この高価なパチンコ台を1年間に100台、200台と新規導入するそうです。この結果、各“コンピューター”化したパチンコ台全体を、“ホールコン”と呼ぶメインコンピューターで管理します。市場規模は20兆円産業になっているそうです。

 パチンコの店のシステム化が進んだ結果、不正な制御ソフトウエアを入れて、パチンコの玉の出を減らし、店が儲ける不正が一部の店で行われているという背景がこの小説の前提です。“裏ロム”を巡る駆け引きが続きます。

 パチンコ業界の日本遊技事業協同組合連合は、警察の天下り先の一つです。“ノンキャリ”の警察官にとっては最上位の天下りポストだと説明しています。

 日本遊技事業協同組合連合の“反警察派”と“親警察派”の勢力争い、ホールコンピューターの不正ソウフトウエアがこの小説の舞台裏です。

 不正なことがあれば、暴力団が目をつけ、介入します。その暴力団に目をつけられたパチンコ店のオーナーの問題解決の依頼から、元警察官コンビはのめり込んでいきます。

 この元警察官コンビの真相解明は、脅しすかし・暴力などです。あまり、暴力団員と変わりません。

 この元警察官コンビの会話やお気楽な行動パターンは、真面目な方からは想像もつかない世界です。

 このミステリー小説は、話の展開よりも、その場の短いコント的会話や行動の面白さです。黒川博行さんの代表作にはなりませんが、気楽に読める点が魅力です。暇つぶしにいい本です。

 この堀内・伊達コンビのリアルな姿は、漫才コンビの「サンドイッチマン」を根拠も無く想像しました。まったくの根拠の無い独善的な見立てです。妄想です。