神戸遠征の一番の目的は、王子動物園だったのですが
都合上、後回しになってしまいました。
今回の旅は、先日急死したパンダの興興のために
メッセージを残してくることと、
残された旦旦の様子をうかがうためにでかけたの。
例年なら、もう少し早く訪れているはずだったのですが、
「もうすこし涼しくなってから…」とか思っているうちに
こんな残念な出来事が起こってしまいました。ほんと残念。
園の正面ゲート前には献花台と記帳用のノートが置いてありました。
ページをめくると、ありがとうの言葉とともに
こどもたちの描いた興興の絵でノートはいっぱいでした。
愛されていたんだね、興興
ゲート入って正面の花壇には興興らしきパンダの模様
ここには、もう興興はいません・・・
旦旦も屋外にいなかったので
裏に回ってみると…
ぐでっと寝ころんでました。
うん…そういや、発情しているときって
食欲が急激にダウンするそうだから
あまり元気がないのかも。
そして隣のお部屋には…
ご陽気なイラストさえも涙をさそう…
園内を一周してまた旦旦の元に戻ってみると…
場所さえ変わったものの
まだグデーっと転がってました。
旦旦は、興興のことをあまり気に入ってなかったらしいけど
いつも横にいた相手の姿が見えなくなったら
ちょっとは寂しくなったりするんやろか。
そんな感情ないかな。
特に旦旦はクールそうやし…
んなこと考えながら
再び興興の部屋をのぞいていたら
寝っぱなしだった旦旦がのそっと起き上がって
笹を食べ始めました。
しかし、背を向けて…
やはり、神経質になっているんでしょうかね。
持っていた笹を食べ終わると
他の笹が自分の後ろにしかないことに気づき…
こんな横着を…
ええ、腹筋しとんな(笑)
今度は食べ終わってのび~
そして、また奥に行って寝てしまいました。
やっぱり少ししか食べませんでした。
でも、ここ何日も食べない日が続いてたってウワサなので
食欲が回復してきているのかもしれません。
旦旦のもとには
また新たなお婿さんが来るのでしょうか?
興興の件では、自然死でない場合、
中国側に約4200万円の賠償金を払う契約になっているそうやし
あらたな受け入れは難しそうな気も…
赤ちゃん作るのって
和歌山から調達したりしたらあかんのですかね?
なんか中国の意のままになっているようで腑に落ちない。
しかし、まぁ今度の件は厳しいなぁ。
今後どのように決着がつくのか気になりますね。
興興くん、王子動物園を見守ってね
しあわせをくれてありがとう~
(2010年4月撮影)
背を向けてお食事中の旦旦を動画でどぞ(振り向きません)
(靴の音やチャイムの音がうるさくてスミマセン)
■神戸市立王子動物園
3月~10月 9時~17時
11月~2月 9時~16時30分
(入園時間は閉園の30分前まで)
休園日 毎週水曜日(祝日と重なる場合は開園)
12月29・30・31日、1月1日
入園料 大人600円
ポチ Please♪
(撮影日:9月14日)