嵐山で「絶景！」 後編

前記事の続きです。

入山料案内のすぐあとに受付かと思ったら
そこからもうひと登りでした。
道中もキレイな紅葉があるせいか
登りのしんどさはあまり感じません。

たどり着いたのは
大悲閣 千光寺(だいひかくせんこうじ）
保津川、大堰川、高瀬川を開削した豪商・角倉了以が
河川開削工事に携わった人々の菩提を弔うために
嵯峨中院にあった千光寺の名跡を移して創建

花の山 二町のぼれば 大悲閣

と、松尾芭蕉の句もあるそうです


↑これは、芭蕉が落柿舎で詠んだという句の石碑

六月や　峰に雲おく　あらし山


入山して10分、やっと受付
入山料400円を納めると
「こちらが仮本堂、こちらが絶景の見えるお堂です」
との説明あり。



看板ワンコのさくらちゃんとちょびっと遊んだあと
(仮）本堂にお参りし、いよいよ絶景 GREAT VIEWへ♪

客殿(月見台）に上がると
眼下に広がる保津峡の紅葉！

絶景 GREAT VIEW～！



客殿には
木造等身大の角倉了以座像が祀られており
保津川・大堰川の安全を見守っています


月見台向い側には嵐山(亀山）公園の展望台
あっちからも見えてるんやんな、きっと
「お～い」


遠くには比叡山、手前に京都市街
仁和寺の三重塔もみえます
(比叡山頂上から下へ視線を落として見て♪）


右のほうに修復工事中の東本願寺・御影堂が見えます
んー京都タワーは木の陰か？！だ、大文字は？
左側の茶色い建物はなんだろう？


遠くまで見えるように双眼鏡なんかも
置いてくれて親切
うーん。使えばよかった



ぽぉ～～
汽笛を鳴らしてトロッコ列車が通りました

赤いモミジに隠れて見えないね

自由に書き込みできるノートが置いてあったので
よい気分をそのまま残してきたけれど
あ！今気づいたっ

この日、11月30日やったのに
11/29(金）って書いてきちゃった！
私の前に書いてあったハングル文字のコメントにつられたよぉ
(人のせい・・・おバカ）

境内は狭いけれど
この静けさ、ノンビリ感、開放感
ここまで来る甲斐、充分アリです♪






月見台のちょっと下にある鐘楼

１回撞かせていただきました
とってもやさしい円やかな響きでした～
何だかここの雰囲気にピッタリだわ


一人３回撞けます
・・・いや、一人３回撞かねばならんとか？


まっかっかのモミジに見送られ
来た道を帰ります


渡月橋に戻った頃には
すっかり夕闇
観光客もそろそろお帰りの時間です


昨日（12/8）から始まりました、嵐山花灯路
このあたりもライトアップされ
夜も観光客どっちゃりです

今年で３回目の開催、
marumoは未体験ですが
うーん、どうかなぁ、行くかなぁ
たぶん7：3で行かんなぁ（７のほう）
寒いし・・・人多いし・・・





■大悲閣 千光寺
9～17時(受付は16時まで）
大人　400円




■京都・嵐山花灯路 2007
嵐山一帯がやわらかな灯でライトアップ♪
12/8(土)～12/17(月) 17～20時半




(散策日：11月30日）