大絵巻展

5月9日火曜日
（全然、「日記」じゃないし…タイトル変えようかな）
京都国立博物館で開催中の
大絵巻展を観て来ました。
国宝や重文の普段見られない絵巻約50件を
一挙に見れるということで楽しみです。

京都国立博物館自体お初、わくわく。
チケットを買い、中へ入ると
美しい庭園があり丁度ツツジが満開
しばらくツツジを愛でた後
大絵巻展の会場へ。



珍しく音声ガイド(500円）を貸してもらい
しっかりじっくり見ようという心意気でしたが…
ビックリ…
ひとつの絵巻を見るのに、まずは行列。
「最後尾はここです」って案内されちゃいました。

今回の展示は
壁面のガラスケースに絵巻をずぃーっと
一気に広げた状態でされているので
観覧者は壁面にへばりつき
絵と説明文を見ながら
ベルトコンベア式に移動してゆく…ってかんじ

これがちゃんとベルトコンベアに乗ってくれてたら
いいんだけど年齢層高めのせいか
前のほうは停滞するは
後ろからは遠慮なしにズイズイ押してくるわで
めっちゃ、ストレス溜まる～
音声ガイドなんか気ィ散って入ってこない！

広々とした静かな庭園からは
この混雑想像つきませんでした。
わざと連休はずしたのにぃ。


（↑これは土産に買ったクリアファイルの一部拡大画像）

でも、一番見たかった『鳥獣人物戯画』は
3回ぐらいしっかり見たので一応満足。
(そのたびに並んだけど…）

展示品の所々で3分ほどのビデオ上映があり
作品について解説してくれてます。
これ、なかなか面白くてためになります。
作品がより楽しくみれました。

「紐解く」
「繰広げる」
「一巻の終わり」
など、絵巻物から派生した言葉なんだって。

なんやかんやで2時間ほどかかり(大体）鑑賞し、
併設の平常展示館にも入ってみた。
ここがまた、ビックリするほどの展示数で
ざらっと見るだけどもめっちゃ時間掛かった。
縄文式土器から中国の山水画、陶磁器、彫像、
皇族のキモノなど盛りだくさん。
１階展示室にある阿弥陀如来坐像は圧巻でした。

しかし、なんといっても
一番の興奮はこの建物！！
博物館本館です！（重文）



ヨーロッパの宮殿みたいでしょー
特別展みなければ観覧料420円だし
ゆっくりしたいときにまた来ようかなと思います。
ちなみに毎月第2・第4土曜日と
敬老の日は"平常展示は"観覧無料らしい！


■大絵巻展　6月4日(日)まで


■京都国立博物館

祝！石井琢朗2000本安打達成！