京都の出入り口にあたる街道沿いの
お地蔵さん6ヶ所巡拝する六地蔵めぐり
ほんまは6箇所巡るもんなんやけど
近所ということで四ノ宮地蔵さんだけ参ってきました。
ちなみに6箇所・・・
1. 大善寺 - 伏見六地蔵(奈良街道)
2. 浄禅寺 - 鳥羽地蔵(西国街道)
3. 地蔵寺 - 桂地蔵(丹波街道)
4. 源光寺 - 常盤地蔵(周山街道)
5. 上善寺 - 鞍馬口地蔵(若狭街道)
6. 徳林庵 - 山科地蔵(東海道)
六地蔵とは、
平安時代、小野篁が冥土より蘇生した際
地蔵菩薩から受けた教えに従い
木幡山(こばたやま)の一本の桜の大木から
六体の地蔵尊像を刻んだもの。
それを後白河天皇が、平清盛に命じ
京都の出入り口(旅人の安全と厄除のため)の
街道沿い六ヶ所に祀ったのが始まり。
(説明、かなり端折ってます)
各お寺でいただけるお幡(おはた)を
6枚集め、家の玄関などにさげると
その年一年の厄除や福徳招来のご利益があるとのこと
上の写真がお幡、一年経って納札されたもの
絵がかわいかったので拡大
赤色は上善寺やったかな?
京都市作成の駒札↑
(クリックすると拡大画像が開きます)
↑これは二つ折りのカードみたいになっていて
中に願い事を書きます。
…て、言っても「家内安全」とか「大願成就」とかやけど
地蔵堂の真裏にたたずむわらべ地蔵
一番右のお地蔵さんは楽器の琵琶を
持っているらしいけど、よだれかけで見えないわん。
琵琶とも縁のあるお寺なのです。
東海道を通った旅人や飛脚たちが
休憩を取ったという井戸
あの運送会社のロゴマークの元になった「通」の字が
飛脚共通のマークとのことです
地蔵堂前の茶所には飛脚問屋が寄贈した茶釜もある。
(い、井戸の後ろのしつこすぎる注意書きが気になる…)
いつもは静かなこの通りも
地蔵めぐりの2日間は大賑わい。
なにせ狭い道に向かい合って屋台が並ぶので
夜はたくさんの人で渋滞がおこる・・・
ということで、夜は遠慮しときます。
ああ、その気持ち…わかる、わかるよっ!
物語りすぎやで、その背中~
◆関連記事◆
2006. 8.23 『六地蔵めぐり~徳林庵』
■徳林庵(とくりんあん)
(取材日:8月23日)
今頃はもういつもの山科・・・
またまた、実感!
それにしても、カラフルでかわいいお幡とお札ですね。
こういうのを見つけたら欲しくなっちゃいます。
最後の写真。。。すごくいいです!
子どもの背中が物欲しそうに見えて。。。
かわいいですね♪
桜は刻みやすいのでしょうか、
版画に使ったものですね。
寺社を訪れる機会が増え
行く先々で色んなお札やお守りをみますが
けっこうバラエティに富んでいるのにビックリします。
たぶん、集めだしたらキリがなくなっちゃうよ
こどもちゃん…
お顔は見なかったけど
背中で想像つくくらいガン見してるよね
思わず撮っちゃった。
小野篁の地蔵尊像について書きましたが
これも、お寺にあった桜の木で作られていましたよね
六地蔵にちなんでなのか、偶然なのか…
版木に使うのですか
仰るとおり刻みやすいのかもしれませんね♪