田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №127 宮の森珈琲 さっぽろテレビ塔店

2021-06-22 18:41:12 | 札幌Cafe紀行

 久しぶりの本格的な珈琲店だったが、落ち着いた雰囲気でゆったりと寛ぐことができた。昼時だったのでセットメニューでカレーを食したが、カレーもコーヒーも十分に満足できるものだった。

   

 このところ街に出る機会も少ないが、例え街に出て一休みしようと思っても手軽でリーズナブルなカフェばかり利用していた。今回はある目的もあって知人と二人で「宮の森珈琲 さっぽろテレビ塔店」を訪れた。

 その目的とは、私が所属する「めだかの学校」の活動を休止して以来かなり経ってしまったが、今後の運営について話し合う公的なところがことごとく閉鎖したために、その会場をCafé(喫茶店)に求めようと思ったのだ。お店側にお伺いしたところ好意的な反応をいただき、無事に話し合いの場を確保することができた。

 さて肝心のCafeレポの方だが、お店は「さっぽろテレビ塔」の地下1階にあり、「さっぽろ地下街」の「オーロラタウン」の東側突き当りからエスカレータで上ったところにある。そのため地下鉄「大通駅」からも地上に出ることなくお店まで行くことができる。

 店内は半地下、1階、中2階と三層のフロアからなっている。地下なので当然窓はなく、照明を落として落ち着いた雰囲気を醸し出している。私たちは中2階にある4つのボックス席の一つに腰を下ろした。

   

   ※ 中2階から1階フロアを写しました。手振れが出てしまっていますね。

   

   ※ 客席の一つ一つはアクリル板がセットされていて、コロナ対策も行き届いています。

 オーダーしたのは、昼近かったこともありセットメニューを注文することにした。セットメニューとしては、カレー、バスタ、ピラフなどがあったが、お店のスタッフのお勧めに従い「野菜カレー」(サラダ付)と「ホットコーヒー」を注文した。(税込み990円)

 「野菜カレー」はカフェメニューとは思えないほど本格的なもので辛さの中に甘味を感じさせてくれるものだった。また「コーヒー」の方も炭火焙煎されたもので燻された独特の味を楽しむことができた。

   

   ※ 満足のいく辛さと甘味のバランスが良かった「野菜カレー」と「サラダ」です。

   

   ※ 炭火焙煎されたコーヒーは美味しかったです。

 スタッフの対応も丁寧でとても好感がもて、都心の隠れたスポット一つなのかもしれない。

 

【宮の森珈琲 さっぽろテレビ塔店 データー】


北海道札幌市中央区大通西1丁目 さっぽろテレビ塔 B1F

電  話  011-211-4523  

営業時間  月~土 10:00~20:30

      日   10:00~18:30

定休日  無休(ただし、さっぽろテレビ塔に準じて休みの場合有)

駐車場  無

座  席  59席

入店日  ‘21/06/22

 

 


札幌Cafe紀行 №126 紙風船

2021-01-13 17:50:18 | 札幌Cafe紀行

 Caféというよりは定食屋さん的雰囲気が漂うお店だった。60代と思しきご婦人二人で切り盛りする店には、常連と思われる中高年のお客さんが会話を楽しみながらランチ(定食)を頬張っていた。

   

 予定も何もしていなかったカフェを突如訪れることになった。というのも、この日(12日)大谷大学でMarimba Concertがあると聞いて、地下鉄を乗り継いでやってきたのだが、どうやら日程を間違えていたことが大学に着いてから判明した。すると、急にお腹がすいてきたことを意識した。

 すると、地下鉄「東区役所」駅を降りて大谷大学に向かっていたとき、道筋にCafé「紙風船」があり、店の前には「軽食喫茶」という看板も記憶があった。

 「紙風船」というと、私の中では時々店内でライブを開催しているカフェではないか?という思いがあった。しかし、それは何かの記憶違いのようだった。

 というのも、店の扉を押して店内に入った時にそれは一見して「違う!」という思いに至ったのだ。ネット上にこの店を評して「正しき昭和喫茶」と表現した記述があったが、店内は古色蒼然とした感じであり、先客の4人は全て中高年の方々ばかり、さらには店のスタッフも60代と思しきお二人と、まさに昭和時代の喫茶店という感じだった。それは私にも懐かしい思いを呼び起こしてくれる光景ではあったが…。

   

 私はメニューを見て「日替わりランチ」を注文した。日替わりランチはかなり人気のメニューのようで、あらかじめ用意ができていたのか直ぐに出てきた。内容は「鶏肉のピタカとサラダ」、「タラコとコンニャクの子和え」、「青菜の胡麻和え」、「ニシン漬け」がワンプレートに載り、それにご飯と味噌汁という内容だった。お腹がすいていたこともあったのか、美味しくいただくことができ、量も十分だった。

   

 私は食後にコーヒーを注文した。しかし、他のお客さんたちはどうも食後のコーヒーはあまり飲まないようだった。そのためだろうか?朝淹れたコーヒーがやや煮詰まって苦い感じが強かったのは私の思い過ごしだろうか?

   

 店内にいたお客さん、あるいは来店するお客さんたちとお店のスタッフの方との会話が聞くとはなしに耳に入ってきたのだが、ほとんどが常連のお客さんたちのようだった。そうしたお客さんたちはお店のスタッフとの会話を楽しみにして来店しているようだった。

 地下鉄「東区役所」駅前から近いという好立地にあって、昭和チックなCaféが存在していることは地域に住まわれている中高年世代にとっては絶好のコミュニケーションの場として貴重な存在なのかもしれない。正しき昭和喫茶「紙風船」が一日も長く存在することを願いながらお店を後にした。

                       

【紙風船 データー】

札幌市東区北25条東7丁目1-24

電 話  011-741-3571

営業時間  ?

定休日   ?

駐車場   無

座 席   20席(ボックス16席・カウンター4席)

入店日   ‘21/01/12


札幌Cafe紀行 №125 コメダ珈琲店二十四軒店 & コメダの魅力

2020-06-08 17:08:43 | 札幌Cafe紀行

 コメダ三店目は偶然ではなかった。我が家に最も近い二十四軒店でランチでも、と赴いたのだがコメダの売り(?)のランチメニューは存在しなかった。残念!コメダの三店を巡ってコメダの魅力を考えてみた。

   

   ※ 「コメダ珈琲店二十四軒店」のエントランスです。

 本日から「札幌市の都市緑地めぐり」をレポートする予定だったが、こちら「コメダの魅力」について考え、一区切りつけてから「緑地めぐり」に移ろうと思う。

 拙ブログにしばしばコメントを入れてくれる出ちゃっ太さんという方から「札幌市内のコメダを全て制覇したら?」などという提案を実行に移そうと思っているわけではないが、何の予定もなかった6月2日の日に、「そうだ近くのコメダへ行ってランチメニューを食してみよう」と思い立った。

 「二十四軒店」は我が家から車で5~6分の所にある。お店は例によって、例のような造りの外見、店内である。私は「東札幌店」に入ったときに、メニューを眺めていて「昼コメプレート」という魅力的なメニューを見つけていて、これを食したいと思ったのだ。その旨をスタッフにオーダーしようとしたところ「扱っていない」というではないか。そうかぁ~、チェーン店とはいっても店によってメニューが違うということをこの時初めて知った。

   

   ※ 道内では東札幌店のみが提供しているボリューム十分の「昼コメプレート」です。

 そこで私はしかたなく「ホットドック」(450円)と「たっぷりアイスコーヒー」(550円)をオーダーした。味的には可もなく、不可もなくといったところだった。

   

   ※ ケチャップたっぷりは名古屋風?でも美味しかったホットドッグです。

   

   ※ コメダではなぜかコーヒーに手前の豆菓子が付いてくるのです。

 さて、札幌市内の「コメダ珈琲店」3店を巡ってみて、おおよそ店の特長のようなものが見えてきた。今や全国出店835店舗という大躍進を遂げている「コメダの魅力」ついて考えてみたい。

 件の出ちゃっ太さんが「東札幌店」のレポをした際に、「コメダ珈琲店」のことを指して「いかにも名古屋らしく、どこか垢ぬけない、ゆるい雰囲気」と表現し、さらに「昭和の純喫茶を思わせるアットホームさ」と評したが、言いえて妙だと思った。

   

 私はたまたま先日NHKの「ドキュメント72時間」という番組で名古屋の喫茶店を映し続けた回を視聴したのだが、その喫茶店の情景は名古屋の文化を色濃く映し出すものだった。特に毎朝のように朝食代わりに訪れ、まったりと過ごす名古屋人の様子をある種の憧れを持ちながら観たものだった。「あのような朝食もいいなぁ…」と。そこには喫茶店が醸し出すオシャレさなどみじんも感じられないが、ゆったりとした雰囲気が感じられ、それが人々にとっては絶好の癒しの場になっているのではないかと思われた。

   

 名古屋発の「コメダ」はその名古屋の喫茶店の良さ(?)を継承しつつ、なおかつ全国で受け入れられるように微妙にチェンジした形でチェーン展開しているのではないか?特に「東札幌店」での朝の様子にはそれが色濃く映し出されているように思えた。

 私も時間と気持ちに余裕があるときには、近隣の「二十四条店」に出不精の妻を強引に誘って朝食代わりに訪れてみたいと思った。

【コメダ珈琲二十四軒店 データー】
北海道札幌市西区二十四軒3条2丁目1番8号

電 話   011-611-7111

営業時間  7:00~23:00

定休日   無休(年末年始は変更の場合有)

駐車場   有(40台)

座 席   91席(カウンター席・ボックス席)

入店日   ‘20/06/02

 

 


札幌Cafe紀行 №124 コメダ珈琲店手稲前田店

2020-06-06 17:37:09 | 札幌Cafe紀行

 また偶然にもコメダ珈琲店のチェーン店と遭遇してしまった。これも何かの縁かな?と考えた私は躊躇なく入店し、念願のシロノワールを賞味したのだった。それにしてもコメダの魅力って何?

   

 ブログの話題が途切れてしまった。そこで蔵出しエピソードを紹介することにした。

 話は少し古くなるが、「札幌市の緑道めぐり」で「手稲緑道」へ行った時のことである。スタート地点近くで車が駐車できるところを探していた。すると、ドラッグストアやショッピングセンターなどが集まった手稲前田地区のショッピングモールの駐車場があった。「これはラッキー!」と車を停めて社外に出ると、なんとそこにはあの独特の意匠のコメダ珈琲店の外観が目に入った。「コメダ珈琲店手稲前田店」だった。

 私は「手稲緑道」を巡った後、昼過ぎの時刻だったが迷いなく入店した。店内のお客さんは5分の入りといった感じだった。

 店内の印象は先に入った「東札幌4条店」とまったく変わりなく、赤系のソファチェアー、木材とレンガを駆使した内装、そして高い天井という造りだった。

   

   

 私は前回オーダーできなかったコメダ珈琲店オリジナルの「シロノワール」と「アイスコーヒー」をオーダーした。そのときのことだった。私はシロノワールにはノーマルサイズ(600円)とミニサイズ(400円)があることを知った。私がどちらにしようか迷っていると、店のスタッフは大きい方を勧めるではなく「ミニサイズですね」とリードしてくれた。きっとスタッフは70のお爺ちゃんがノーマルサイズは無理でしょう、判断されたのだと思われた。

   

 結果は正解だった。ミニでも私には十分のボリュームだった。コメダのメニュー紹介では「サクサク、ふんわり焼いたデニッシュパンの上にたっぷりのソフトクリーム。熱々冷々、コメダの奥義」とある。さてこれはどのように味わうのが正解なのだろうか?初めての私は、ソフトクリームが溶けてはと思い、先にソフトクリームを食したのだが…。面白い組み合わせである。

   

 コメダの魅力?実は私はこの後にもう一軒コメダのチェーン店を訪れている。そのお店のレポの際にコメダの魅力について考えてみる。

【コメダ珈琲手稲前田店 データー】

北海道札幌市手稲区手稲前田2条13丁目3-27

電  話  011-691-6007

営業時間  7:00~23:00

定休日   無休

駐車場   有(150台 共用)

座 席   87席(カウンター席・ボックス席)

入店日   ‘20/05/28

 

 


札幌Cafe紀行 №123 コメダ珈琲店東札幌5条店

2020-05-26 16:44:19 | 札幌Cafe紀行

 名古屋由来のコメダ珈琲店であるが、店舗が東札幌ということもあり訪れる機会がなかったが、この度思わぬ形で遅まきながら訪問することができ、「選べるモーニング」を楽しんだ。

   

 5月24日(日)、先にレポしたように東札幌~北広島間のウォーキングに挑んだ。久しぶりの長距離ウォークとあって不安もあり、私は朝食も取らず朝6時半過ぎに自宅を出た。朝食はコンビニおにぎりでもと思い出発を早めたのだ。

 地下鉄「東札幌」駅から、本当のスタート地点である札幌コンベンションセンターに向かっていた時、独特の色合いの目立つ建物が目に入った。噂に聞いていた「コメダ珈琲店」だった。それを目にしたとき、急に心が変わり「そうだ!コメダで朝食を摂ろう」と入店することにした。

 朝7時ころだったのに、店内は7割程度埋まっていて、人気のほどがうかがえた。皆さん日曜日の朝をゆったりと過ごすために来店していたようだ。

   

 私はオーダーしたのは、他のほとんどの客と同じように「選べるモーニング」(450円)である。それに「コースローサラダ」(160円)を加えた。「選べるモーニング」はA.定番ゆで玉子、B.手作りたまごペースト、C.名古屋名物おぐらあん、から選ぶシステムとなっていた。私はAの「定番ゆで玉子」をチョイスし、トーストにはジャムを所望した。

   

 厚切りトーストも、コースローサラダも、そしてコーヒーも値段相応の味で満足の朝食だった。私としては予定外の行動だったが、2016年に北海道進出第一号店として開業した東札幌5条店に思わぬ形で訪問することができたことを喜んでいる。予定外に時間をとってしまったが…。

   

 ところで今回初めて知ったのだが、2016年の第一号店を皮切りに「コメダ珈琲店」はその後もどんどん進出し、現在では札幌市内に8店舗、他都市にも4店舗と大変な勢いで進出していることが分かった。

 また、「コメダ珈琲店」というと、「シロノワール」というケーキが名物らしい。次に訪問した際にはぜひとも「シロノワール」を味わってみたい。

       

【コメダ珈琲東札幌5条店 データー】
北海道札幌市白石区東札幌5条1-3-1

電  話  011-799-0275

営業時間  7:00~23:00(自粛期間中は時間変更有)

定休日   無休

駐車場   有(35台)

座 席   100席(カウンター席・ボックス席)

入店日   ‘20/05/24

 


札幌Cafe紀行 №122 サッポロ珈琲館 北円山店

2020-03-21 16:29:15 | 札幌Cafe紀行

 ビルの谷間にひっそりと建つ古民家を再利用した珈琲館は、内部は和モダンといったつくりで落ち着ける空間だった。久しぶりの本格的なカフェ訪問だったが、オーダーしたカフェオレも、プレーンワッフルも満足の一品だった。

       

 今日は風が冷たい一日だったが、空は晴れていたので一昨昨日に続いて春の兆しを探しに自宅周辺を中心に10キロほどあちこちと歩いてみた。しかし、まだ日当たりの良い戸建て住宅のどの庭先にも花らしきものを見かけることはなかった。

 ガッカリしながら帰路についた時、「そうだ!」(とここで膝を打つ)「過日(3月9日)のぶらり散歩で見かけたカフェに寄ってみよう!」と思い立った。それはブログの上での知人である出ちゃっ太さんのたっての希望でもあったからだ。(あれっ?希望してたかな?)

   

 というわけで北6条西20丁目のビルの間に建つ古民家を再利用した北円山店を午後1時過ぎに訪れた。内部は建築当時のつくりを極力そのまま活かしたというが、当時としてはかなりモダンな暮らしをしていたことが想像されるような感じだった。窓際のディスプレーや、テーブル・椅子なども凝ったつくりで和モダンを演出していることが感じられた。

   

 店内は休日とあってグループやカップルの客が目立った。私は小腹が空いていたこともあって、ワッフルとカフェオレをオーダーした。するとそれらが出されるまでにけっこうな時間待たされた。店のホームページを見てみると、ワッフルは注文が出されたから焼くため「少々時間がかかる」と出ていた。納得である。

   

   

 提供されたプレーンワッフルは予想していたよりボリュームがあったのでちょっと驚いたが、甘みをやや抑えた上品な味が好ましかった。また、最近はコクのあるコーヒーは苦手になりつつある私にはカフェオレも優しく感じられて良い味だった。

   

 午後のひと時、オヤジが一人でカフェに佇む図はどうなのだろう?次の機会には出不精の妻と一緒に来てみようかな?

【サッポロ珈琲館 北円山店 データー】
北海道札幌市中央区北6条西20丁目1-5

電  話  011-615-7277

営業時間  9:00~21:30

定休日  月曜日(基本は月曜日だが、変更の場合有り)

駐車場  有(10台)
座  席  55席(カウンター席・個室あり)

入店日  ‘15/09/20

 

※ というわけで、5日ぶりに映画関連以外の投稿ができたが、アカデミー賞関連のDVDはまだ残っている。明日からまたしばらくは映画関連の投稿が続きそうである。


きのとやファーム店 本日オープン!

2019-11-27 18:28:37 | 札幌Cafe紀行

 「たまごかけごはん」がこんなに美味しいものなんだと初めて知った思いだった。長時間寒い戸外に並んでようやく入店できた「きのとやファーム店」に併設された「きのとやカフェ」で卵かけご飯に舌鼓を打った…。

             

            ※ 行列に並んでいるときにスタッフから手渡されたオープンのパンフレット

 久々の食(店)レポである。洋菓子の専門店「きのとや」が新しいコンセプトの店をオープンしたと聞いた。そのコンセプトとは…

 おいしいお菓子のために、始めたこと。

 お菓子作りに必要な主な素材は、たまご、ミルク、バター、生クリーム、佐藤、小麦粉など、酪農や農業から授かる“大地の恵み”です。なかでも「たまご」と「ミルク」にこだわり、きのとやは、直営の養鶏農場と酪農農場「ユートピア」を始めました。

 “おいしいたまごとミルクから、おいしいお菓子を作る”そんな夢がふくらんで、きのとやファーム店が誕生しました。

       

        ※ 「きのとやファーム店」の全景ですが、よ~く見てください。店の周りを入店を待つ客が並んでいます。

 新しもの好きの私は車で40分かけて清田地区に開店した「きのとやファーム店」に向かった。すると店の前は長蛇の列だった。いまさら引き返せない。寒空の列に並ぶこと50分、ようやく店内には入れたのだが、店内でもまたまた長蛇の列…、菓子を購入できるところまで到達するのにさらに30分はみてほしいとスタッフが言っていた。すると意外や意外!併設のカフェの方は直ぐには入れるというではないか!「きのとやファーム店」限定品(オムレット、たまごプリンなど)がすでに売り切れと知らされていたこともあり、急遽予定を変更してカフェに直行した。

      

      ※「きのとやカフェ」です。こじんまりした客席20席程度の店内です。

      

      ※ カフェから見える庭です。外側から撮っています。夏にはテラス席もできるようです。

 カフェでのねらいは、このカフェの呼び物の一つ「ユートピアのたまごかけごはん」(税込み500円)である。私は迷いなく卵かけご飯と「たまごポテトサラダ」「ユートピアのおいしい牛乳」をオーダーした。

 やがて提供された「ユートピアのたまごかけごはん」は、ごはんが普通盛り、たまご2個、香の物4品にほうじ茶が付いていた。(スタッフからはごはんが1杯までおかわりできますという案内があった)

      

      ※ これが絶品の「ユートピアのたまごかけごはん」です。左上は特注の「たまごポテトサラダ」です。

      

      ※ お勧めの「ユートピアのおいしい牛乳」です。

 たまごをかき混ぜて解き、醤油(こだわりの醤油とか)を軽くかけて、さっそくいただいたところ、これが旨い!! 私はふだんの生活で卵かけご飯など食べることがない。数年に一度日本旅館に泊まったときの朝食に生卵が付いてきたときに食べるくらいで、どちらかというと苦手にしていたのだが…。それがなんの副食品もないのにすいすいと喉を通るのだ。香の物4品もそれぞれ上品で口直しにはちょうど良かった。たまごが2個付いているということは「おかわりをどうぞ!」という意味と解するが、それほどお腹が空いていたわけではなかった私はおかわりは辞退した。

 「たまごポテトサラダ」はゆで卵がたっぷりと入っていたが、これは必ずしも必要がなかったかな?という感じである。食後に出してもらった「ユートピアのおいしい牛乳」はくせがなく美味しい味だった。牛乳もふだんはほとんど飲まない。しかし、着席した際に「ユートピアのおいしい放牧牛乳」との案内があったので、試しにとオーダーしたのだが、キャッチコピーに偽りはなかった。

 レジで精算を済ませると、オープン記念ということで「ユートピアのおいしいたまご4個入」がプレゼントされた。 

     

 ※「きのとやファーム店」限定の左から、「オムレット」、「たまごのプリン」、「プレミアムザクザク」です。(HPから拝借)

 清田地区は我が家からはちょっと遠いが、限定品の「おいしいたまごのオムレット」(税込324円)、「おいしいたまごのプリン」(358円)、「放牧牛乳のプレミアムザクザク」(270円)、近日発売予定という「ユートピアのおいしい飲むヨーグルト」(価格未定)を試食・試飲するために是非とも再訪したいと思っている。

       

  ※ こちらもHPから拝借したいかにも美味しそうに見える「ユートピアのたまごかけごはん」です。(さすがにプロですね)


札幌Cafe紀行 №121 café ブルマン

2015-09-22 16:39:32 | 札幌Cafe紀行
 友人に案内されて大麻のカフェで昼食を摂った。店内は無料図書館という不思議なコーナーがあったり、さまざまな小物を販売していたり、いろんなイベントを開いたりと、面白いカフェという感じだった。 

 久しぶりに大麻の友人のところに出向いた。
 昼食時になって、辞去しようとしたら「一緒に昼を摂ろう」ということになった。
 大麻地区には商店街というほどのところはないのだが、それでも今回訪れた「café ブルマン」は「大麻銀座」という商店が何店舗か集まった中にあった。

                  

 お世辞にもおしゃれとはいえない店内に入ってみると、いろんな雑貨が所狭しと並べられているエントランスから座席に案内される。
 店内には普通の4人掛のテーブル席とは別に、壁で仕切られた個室があり、この日も何かのサークルの会合が行われていたようだ。

            
 
 私は次の予定の時間が迫っていたこともあり、手早くできるという「コロッケカレー」(650円)をオーダーした。
 コーヒーは、店名でもあるブルマンの豆を使用したコーヒーだということだったが、時間がないので断念した。

 カレーができる間、店内を少し歩き回ってみた。「無料図書館」というコーナーがあった。そこには古本が並べられており、自由に持ち帰って良いと表示が出ていた。その他にもお客さんが持ち寄ったのだろうか?キーホルダーのようなものも無料で提供されていた。
 別なコーナーを覗くと、着物着付け教室の案内とか、夜間に店を利用した店を開きませんか?という呼びかけがあったり、子ども店長さんを募集したり、といろいろと楽しい企画を実施しているカフェのようだ。

            

 「コロッケカレー」が出てきた。コロッケはカボチャのコロッケだったが、私の舌にはコロッケよりカレーそのものが良かった。味は家庭的な味で、牛すじが旨さを引き出しているようなカレーだった。

            

 地元の人たちにとっては溜まり場的カフェになっているのではないか、と思われた。

【café ブルマン データー】
北海道江別市大麻東町13-36
電  話  011-386-1411
営業時間  〔火~金〕11:00~20:00
      〔土・日〕11:00~18:00
定休日  月曜日・祝日
駐車場  有(商店街の共同駐車場 約50台)
座  席  34席 (テーブル 2×4、4×4席、10×1席)
入店日  ‘15/09/20

札幌Cafe紀行 №120 WAKE Cafe

2015-05-03 21:44:13 | 札幌Cafe紀行
 落ち着いたカフェで談笑するなどということは何時以来だろうか?通りから入った住宅街にあるWAKE Caféは落ち着いた雰囲気が漂う、大人の雰囲気を感じさせるカフェだった…。 

          

 最近の私がコーヒーを求めるとすれば、格安のチェーン店か、コンビニカフェのコーヒーで済ますことが多かった。
 今回は友人に案内されて、久しぶりに本格的なカフェ(喫茶店)に入った。

          
          ※ 最近のカフェの多い傾向だが、この店でも海外の小物の物販コーナーがあった。

当初、ブログ投稿など考えていなかったのだが、一緒に入店した友人たちが盛んに煽るので、「それじゃ…」と思い、カメラを取り出し投稿の用意をしたというわけである。
 この日は、先にレポートしたように円山公園界隈の桜を愛でながら歩く途中で、ここWAKE Caféに寄ったのだ。
 店内は静かに音楽が流れ、大人たちが静かに談笑を楽しんでいるといった雰囲気の店だった。

          

 私がこの日オーダーしたの、天気が良く、ちょっと歩いただけで汗ばんだこともあり、店内の壁に掲示してあった、季節限定という「桜の花 アイスクリームぜんざい」(500円)にした。
 出てきたぜんざいは、冷ましたぜんざいの上に白玉団子、アイスクリーム、ソフトクリーム、そしてイチゴがトッピングされたものだった。
 甘辛両刀使いの私だが(どちらも中途半端という声もあるが…)、冷たいぜんざいを喉で楽しみながら、美味しくいただいた。

          

 WAKE Cafe…、ちょっと店を探すのが大変だが、神宮へ行った帰りなどに立ち寄るには恰好の店である。

【WAKE Cafe データー】
北海道札幌市中央区宮の森1条10丁目3-51
電  話 011-598-8088
営業時間 [火~土]   6:00~ 8:00(4~9月)
              10:00~21:00
        [日]     6:00~ 8:00(4~9月)
              10:00~18:00
定休日  月曜日
座 席  23席
駐車場  有
入店日  ‘15/04/29

札幌Cafe紀行 �119 おばんざい・おせんべい かまだ

2015-01-14 19:42:57 | 札幌Cafe紀行
 通りから入った目立たぬところに古民家を改造した和風モダンな店「かまだ」はあった。「かまだ」は店の形態としては和食の店であるが、ぜんざいもメニューの一つとなっていたことから、私たちは初詣の帰りに立ち寄り、ぜんざいに舌鼓を打ったのだった。  

 初詣を終えた帰路に甘味処「巧」に立ち寄るのが私たちの初詣の際のルーティンになっていたが、今回はウォーク中に見つけた「かまだ」でもぜんざいがメニューにあることを知り、ちょっと浮気をしてみることにした。
 「かまだ」は裏参道といわれる通りに小さな看板を掲げているのだが、うっかりすると見過ごしてしまうほどさりげなく表示されている。

          
          ※ この細い通路の突き当りに「かまだ」はあった。

 細い通路の突き当りに、古い民家を改造した店があった。

               
               ※ ご覧のように民家を改造した店舗であった。二階の壁にあるのは家紋だろうか?

 店内に入ると、1階は満席だったようで、2階に案内された。店内は屋根裏を剥き出しにするなど和のテイストを出してはいたが、テーブル、ディスプレイ、バックミュージックからは「和風モダン」というコンセプトのように思われた。

          
          ※ 剥き出しの屋根裏が特徴的でした。

          
          ※ 2階の客席です。和の雰囲気が漂っています。

 私たちは「白玉ぜんざい」(580円)をオーダーした。
 しばらく時間をおいて「白玉ぜんざい」が出てきた。
 つぶ餡も、そこに載っている白玉も「なかなか上品」という感じだったが、味の方も非常に繊細な甘みのあるぜんざいだった。ただ、年末に訪れた「あん庵」のような芝漬けやほうじ茶のようなものが付いているとなお良かったのだが…。

          
          ※ 薄焼きのせんべいが添えられたぜんざいです。

 店は「おばんざい・おせんべい」を標榜するとおり、食事がメインのようである。ランチで訪れるのも良し、甘味を楽しむために訪れるのも良し、という店のようである。

           
          ※ 店の前に掲示されていたランチメニューです。

【おばんざい・おせんべい かまだ データー】
札幌市中央区南2条西25-1-31
電  話 011-616-0440
営業時間 ランチ 11:30~15:30(L.O14:30)
[日~木]17:30~24:00(L.O11:00)
[金・土]17:30~25:00(L.O12:00)
定休日  水曜日
座 席  30席
駐車場  有(ランチ1時間無料)
入店日  ‘15/01/03