私が所属する生涯学習グループ「めだかの学校」の学習活動が今年も16日、23日と順調にスタートした。小さなグループではあるが、今年も楽しく、意味のある学習活動を続けていきたいと思っている。
時おり拙ブログでも取り上げている「めだかの学校」のことであるが、会員数が僅か18名という小さなグループである。時には外部の方々にも呼び掛けて大人数で学習する場合もあるが、現在はコロナ禍とあって基本的には会員に限定した学びを続けている。その「めだかの学校」の代表の座に不肖私が3年前からその任に就かせてもらっている。
その「めだかの学校」の本年の学習を、1月16日(月)、1月23日(月)と2週続けて実施した。
学習の内容は1月16日が、「SDGs学習会」④と題して、札幌市の出前講座を活用して「家庭ごみの分け方・出し方・暮らし方」と題して札幌市環境局環境事業部の職員の方からレクチャーを受けた。いろいろと学ぶことの多い講座だったが、特に市の当局としては資源ごみの回収、そしてそれらのゴミの再資源化への取組みを詳しく知ることができた。我々市民としては資源ごみの再資源化のために協力することの大切さを知る機会となった。
※ 札幌市環境局環境事業部の職員の方から家庭ごみの処理について講義を受けました。
また1月23日は、DVDフォーラム「北海道遺産を映像で訪ねる」③の学習を実施した。今回は◇旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁、◇摩周湖、◇北海道ラーメン、◇小樽港と防波堤、◇北大第二農場、◇姥神大神渡御祭と江差追分、◇北海道の馬文化、◇屯田兵村と兵屋、◇アイヌ口承文芸、◇ジンギスカン、◇サケの文化、以上11件の北海道遺産を取り上げた。
※ 会員が北海道遺産に関するスピーチに耳を傾けています。
私たち「めだかの学校」の学びのスタイルは、ただ聴くだけ、観るだけに終わらせないところに大きな特徴がある。「SDGs学習会」にしても、 DVDフォーラムにしても、お聴きした後、視聴した後に、必ず感想や意見を互いに述べあい交流し合うところにある。DVDフォーラムの方はさらに視聴前に会員の方が北海道遺産について短いスピーチも実施している。新しく入会した人は戸惑いもあるようだが、やがてこの方式に慣れて交流し合うことに意義を見出してくれていると確信している。この後、3月いっぱいは月の第2月曜日と第4月曜日に現在のテーマで学びを続けることにしている。
※ 北海道遺産の映像を視聴する「めだかの学校」の会員の皆さんです。
4月からはまた新しいテーマで学習を続けていくことになるのだが、そのテーマ設定については昨年10月以来、会員の中から選ばれた運営委員によって会員の希望を汲み上げながら、精力的に検討・協議を続けてきて、このほど全体像がようやく固まった段階である。まだ内部手続き等があるので公表できないが、いずれその内容についても拙ブログで公表できたらと思っている。
自ら学習計画を立て、自分たちで運営し、そしてお互いに学び合うという「めだかの学校」方式の学びのスタイルに私は大きな魅力を感じている。会員の方々と協力し合って、「めだかの学校」で学び続けていきたいと思っている。