↑ 写真は、実際に庭にいたモンキチョウではありませんが…、蝶々を見るとなんだかワクワクします。
こんにちは!
今朝は薄日がさしていて、ハル文庫の庭には、
モンキチョウやシジミチョウがやってきて、木々の間を楽しそうに飛んでいました。
ときどきミモザの細くしなった枝にとまっていました。
春に咲く花なので、花はないけれど
どこかに蝶の食料になるものがあるのでしょうか?
そうやって、窓のところに座ってボーっと庭を眺めていると、
文庫のあるお屋敷で飼われている猫の半蔵が
そばまできて、つんつんつ腕をつつきます。
そこで、腕を上にあげたら、ピョンと膝に飛び乗ってきてすぐにくつろぎ
喉をゴロゴロ言わせ始めました。
ちょっと幸せでしたよ。
そこで、昨日聴いた、心理カウンセラー・野口嘉則さんのラジオの話を
ご紹介しようと思ったのでした。
私たち人間の欲求のなかに、「休みたい」という
休養系、リラックス系の欲求があるそうです。
チクセントミハイという心理学者は、
生活の中のちょっとしたリラックス状態のことを
「マイクロフロー」と呼んでいるとか。
そして、マイクロフローの時間は、人が心のバランスをとるうえで、
めちゃくちゃ大事なんだ、と野口さんは言っています。
チクセセントミハイ博士は、「マイクロフローを生活から奪うとどうなるか」
という実験をしました。
博士は被験者たちに「話したり」「ボーっとする状態」を禁じて
必要な仕事以外、してはいけないと命じました。
その結果、被験者たちは心のバランスを崩し、リラックスできなくなった。
注意力が散漫になり、仕事の能率もガタ落ちになったそうです。
マイクロフローは休養系の心の欲求を満たし、
心のバランスをとってくれている大切なものなんですね。
たとえば仕事がうまくいっていて、人間関係が満たされている状態でも
フラストレーション(欲求不満)を感じるときがありませんか?
それは、もしかしたら休養系の欲求が満たされていないから、かも。
その日の疲れを翌日まで持ちこしたり、
朝起きるときに、あまりスッキリ起きれなかったり…、
そういうときは、もしかしたら休養系のリラックスが
足りていないのかもしれません。
自分はボーっとする時間が不足していないか、考えてみてください。
野口さんがあげるマイクロフロータイム(が得られやすいの)は、こんなときです。
3つぐらい、自分の習慣に取り込むといいのではないかと、野口さんは言っています。
★ボーっとしているとき
★お風呂にゆっくり浸かっているとき
★親しい人と他愛もない雑談をしているとき
★好きな音楽やラジオ番組を聴いているとき
★好きな本やマンガを読んでいるとき
★ウィンドーショッピングをしているとき
★散歩をしているとき
★空想にふけっているとき
ここに「猫がゴロゴロいっているのを傍らで聞いているとき」
も加えたいと思います。
あなたにとっての極上のマイクロフロータイムはどんなときですか?
1日の中に、意図的にボーっとしたり、雑談したり、好きなことをする時間を
取ったほうがいいそうですよ。
さっそく試してみたくなります。何回もっ!!
では、今日も素敵な1日をお過ごしください。