goo blog サービス終了のお知らせ 

COME BACK JAPAN!! おっかなビックリ日本生活

中国より20年ぶりに日本復帰
まさに 浦島太郎状態の日本生活です。
家族3人力を合わせて 頑張って行かねば!!

ザ・中国 3

2011-11-01 19:23:41 | 日記
こんばんは。


いまだに 家のすぐそばで、ガシャンガシャンやってます。
うるさいこの上ないです。おまけに夜になるとやり始めます。
瓦礫を運ぶトラックが、移動するのに夜の方が都合良いからでしょう。。。
それに瓦礫を 決められた場所に捨てずにどこか訳のわからんところへ捨てても夜ならわかりませんから・・・
サイアクです。


さて、ザ・中国 パート3です。

今日は、中国での労働状況について、少しだけ。。。私もまだまだ勉強中ですので・・・


まずことわっておきます。これは、私の住む近隣地域のみの情報も多々含まれます。

私達がいる広東省周辺は、基本的に農村地域からの出稼ぎ労働者によって
成り立っていると言っても過言では有りません。

そして 殆どが、時間給にて、給料を支払われます。
月給の最低賃金というのが 市によって厳密に決められています。
ちなみに 今中国一高い最低賃金が、私達が住むシンセン市です。
現在のシンセン市の最低賃金は、1,320元(17,000円程度)です。


中国というところは、農村戸籍と都市戸籍というものが有り、
都市部に住んでいる時、医療サービスなどなど、色々な区別が有ります。
出稼ぎ労働者というのは、戸籍が農村部に有り、農村戸籍です。
よって、3年程度働いて、実家に帰って行きます。
その3年の間に出来る限りお金を稼いで帰る為に
出来るだけ給料の高い所、出来るだけ残業が多い所を探して仕事をします。

中には、その間に恋人を見つけ、結婚し、都市部に住み続ける人も出て来ます。
また、お金を求め、カラオケなどの風俗店で働くコ達も出て来ます。


以前は、労働者より経営者の方が圧倒的に強く、長時間労働やヒドイ労働環境、ヒドイ宿舎などで
安い賃金で、働かせていました。
これは、どちらかというと外国企業ではなく、国内企業と台湾、香港企業が多かったと思われます。

その関係で、今は、労働者を守る法律が次々で、発令され、労働者側が あまりにも強過ぎる状況になっています。
それで、近年ストライキが問題になっています。
労働者がわがままになってしまい、無理難題を押し付け、給料アップを勝ち取るという事が多々あります。


出稼ぎ労働者という事で、アルバイトに近い感じなので、
愛社精神というものは、殆どなく、働いている環境や給料などによって、
すぐに退職し、別を探す。というような事で、退職率は、非常に高いです。
私達の会社も 残業が多い訳ではないので、一時は、退職者が非常に多かったです。
今は、人間関係などで、有る程度の人達は、長く残ってくれています。
注意点としては、残ってもらわないといけないと思われる重要人物には、
お金を惜しまない事とそれなりのポストを用意してあげる事、
そして、話し合いながらメンツを立ててやる事だと思います。


中国人というのは、思っている以上に向上心が高い人達が多いです。
工員として働いているコ達の中には、勉強したくても経済的な問題で、出来なかったコ達が沢山いるので
色々な勉強をしたいと考えている子が沢山います。
また、仕事面でもステップアップさせて上げる事で、勉強させる事も重要です。
ただ、独立心が高いので、自分で事業を立ち上げたいと思っている事も事実なので
会社のお客さんを持って行かれたりとか 重要な技術を覚えたらすぐやめられたり・・・とかも良く聞きます。


日本のように信用や信頼 というような事は、日本以上にじっくり人間を見定めてからにした方が良いでしょう。



まだまだいっぱい有りますが、今日はこれくらいで。。。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿