マイクロエースからマニ30が発売され、先日到着しました。
マイクロエース マニ30形・スユ15形 販売「マニ30-2007」[品番:A1498]、「スユ15-2008」[品番:A7252]
過去にも発売実績がありますが、当時から高額になっており、セット販売であったため購入していませんでした。 今回発売されたプロトタイプJR型のようです。
基本的に国鉄型しか買わない方針ですが、国鉄時代から好きな車両であったし、車両価格も益々高騰。今後国鉄型が発売されるのか、金額が今ほどで収まるかも不透明なので、とりあえず保険として買った次第。
窓が最小限しかない超あやしいフォルムがなんとも言えません。
一応電気暖房機能が備わっていますが、晩年はコンテナ列車への併結となっていましたので、冷房用電源から暖房もできるようになっていたと思われます。
クーラーは2基。控室(寝台兼用)となる中央部の最小限のみしかありません。この控室の出入用ドアが中央1箇所にあり、ここからしか車内に入れないようです。
貫通を初めから設置していない側の妻面表情は如何にも事業用車然としています。しかし、あくまでも荷物車であります。この不気味な表情も特殊用途車両であることが窺えます。
アンテナも他の荷物車では見られないタイプ、装備にはかなりのお金が掛かっているようですね。
一方の車掌室側エンド。実車に乗ったことはありませんが、車掌室側からの荷室への出入口はないと思われます。
車内に入ることのできない車両で片側だけに車掌室を設けてあるのも合理的な形態ではありませんが、列車端に出ることが多いと想定されると車掌が乗務する可能性が高く。車掌弁や後部標識の操作盤などを設置するスペースが必要となるため、必然的にこのようなスタイルになったと考えられます。
後期車(新製時からマニ30)は50系車両を母体としているので、形態的には良く似た雰囲気をもっています。ただ、全長は21.3mと寝台車両並みの長さがあり、平屋根の分、かなりスマートに見えます。
過去には国鉄時代の形態も発売されたことがありますが、余分な高額車両を買いたくなかったので購入しませんでした。しかし、いざ買ってみると、客車列車の廃止後に貫通幌が不要になったために枠ごと撤去されてしまったようで、ご覧のようにちょっと違和感の隠せない顔になっているのが非常に残念に思いました。
国鉄型が発売されたら、もしかしたら買い直すかもしれないな・・・。
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