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さよなら銀河鉄道999。

たまには、違う話題も書いてみようと思います。大好きなアニメ映画について書いてみます。



アニメ映画「銀河鉄道999」と「さよなら銀河鉄道999」。物心ついた時に観て以来、未だに時々観ている作品です。僕自身、精神的な影響を多大に受けています。

ポピュラー音楽が好きになったきっかけは、ゴダイゴのこの主題歌からです。それと、僕が生まれてはじめて買ったCDは、「交響詩 さよなら銀河鉄道999」いわゆるサントラ盤になります。これをきっかけに貪るようにいろいろな音楽を聴くことになり、その後楽器を始めるようになっていきます。

この二つの映画において、僕が一生忘れられないシーンがいくつかあります。

まず「銀河鉄道999」からですと、
キャプテンハーロックが惑星メーテルを攻撃し始めるときに鉄郎の行動に対して、
「男なら、危険を顧みず死ぬと分かっていても行動しなければならない時がある。負けると分かっていても戦わねばならない時がある。」
と言ったセリフがあります。いやもう、僕にとっての金字塔もしくは聖書的な言葉です。負けると分かっていても諦めない。いやもう色んなことで数え切れないくらい負けてきている僕の人生ですが、諦めないってところは自分でも行動できているんだと思っています。

「さよなら銀河鉄道999」からですと、
最後、地球へ向けた列車にメーテルは乗らないんですが、メーテルの永遠のさよならの回想のセリフの後、鉄郎は哀しく「メーテル!!」って叫びます。ですがその後、列車の中に振り返った時に少し笑顔になるんです。。。
最初、この笑顔の意味があまり理解できなかったんです。でもよくよく考えると、メーテルとの永遠の別れに哀しんでばかりで終わるというのであれば、この映画のテーマからは大きく外れるなあと。。。死んでいった仲間達との約束で地球へ帰って人間の平和な世界を再び構築していくんだと。僕の勝手な解釈ですが、メーテルとのこの永遠の別れの瞬間が鉄郎にとっての次の人生のスタート地点になるんだと鉄郎自身も分かっていたんだと思います。男たるもの、人生の中で出会いや別れがあっても自分自身の貫きや突き進んでいくことを曲げてはいけないってことなのではなのかなあって、勝手に解釈しています。
この映画のテーマのひとつに「さよなら」というキーワードがあると思います。主題歌でも歌われている通り、「See you」ではなく、あくまで「Goodbye」なんですよね。人として生まれたからには必ず経験するもう二度と会わないであろう「別れ」。絶対に避けて通れない事象ですよね。それをこの映画は、現実として「さよなら」は必ずどこかで訪れますよと淡々と提示しているんだと思いました。励ますわけでもなく、落ち込ませるわけでもなくあくまでも現実をって感じで。
僕自身もいくつかの別れを経験していますが、その度にしばらく立ち直れないくらいになってまして、もう少し「さよなら」ということに対してもっと前を向いて強くならないとなあって思っています。


で、僕は「さよなら銀河鉄道999」という映画の方がすごくすごく好きなんです。何回か観てると気づいたことがありました。最初から最後まで、ほぼほぼ戦いの連続なのですが、出てきている人物は誰一人として殺人鬼のような悪い人っていないんです。全ての登場人物は一生懸命で仕事として良かれと思って行動しているんです。鉄郎の敵となっている人達もいろいろな苦悩を抱えているんです。黒騎士が最後に叫ぶセリフなんてもう涙無しでは観れない感じです。古いアニメ映画ですが、よくできてるなあって思います。いやもうホントに何回観ても飽きない映画です。

ということで、とりとめもない文章でしたが、実はこの2作のシネマコンサートを近々東京まで観に行きます。弾丸スケジュールになりますが。。。



もうこれくらいにしときますね。。。



#さよなら銀河鉄道999
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