久しぶりに東二さんのオカリナ作り教室が開催されました。
今回参加された方は、島田さん御夫妻と荻原さんの3名です。
今回は、東二さんが使っている型(ⅡG管)を使っての作業になります。
本日の作業手順は7項目、次の通りです。
1.上型・下型を使ってだいたいのオカリナの形を作る。
2.実際のオカリナを参考にして、穴を開けていく。
3.下型に開けた歌口に合わせて息を吹き込む穴のゲージをセットする。
4.合わせ型で、上型と下型のオカリナをくっつける。
5.ゲージを抜き、音が出るように歌口を調整する。
6.ドレミファソと順番に調律(押さえる穴の大きさの調整)していく。
7.自分が作ったオカリナだと解るように、好みの彫刻を施す。
東二さんが作業のポイントを説明しながら作業をします。
皆さんはそれをまねて作業をしていきます。
1~4の工程を終えたところで、昼食タイムです。
作ったオカリナは、乾燥しないようにラップにくるんでおきます。
今日は蓬山に行ってそばを頂きました。
ついでに、東二さんの別荘「イワナハウス」見学しました。
午後の部は、音の調整の作業に入ります。
東二さんの説明を聞きながら、歌口の調整をしていくと、
だんだん音が出てくるようになって来ます。
音が出るようになったら、ドレミの調律に入りまます。
実際に焼きあがると音は半音高くなるので、半音低く調律をします。
最後に好みの刻印をして出来上がりです。
途中休憩をはさんで、10:00~16:00の作業となりました。
今回は、全員1オクターブの音が出るオカリナが出来ました。
あとは、しばらく乾燥させたのちに、東二さんが朱泥を塗り、焼きあげます。
引き渡しは、6月8日(日)定期演奏会の日になる予定です。