やぁ、自称中華エンジン研究家、「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
いや、こんな物を研究する必要は無いんだけたどね。
さて、ワタクシのシャリィに積んであるエンジン、プライマリキックで、レリーズレバーがカバーの上に付いてるんだけど、
これがまた丁度エンジン固定ボルトに干渉する絶妙な位置で、
しかもレバーの遊びを取ると固定ボルトの辺りからクラッチが切れだして、
そのせいでレバーを上に曲げて対処してたんだけど、もういい加減何とかしたくなって考えてみた。
したらレバーがもっと後ろにあればボルトとは干渉しないって事になるから、
レバーの遊びをかなり減らす、つまりレリーズピストンって言うの?クラッチの真ん中を押す部分が長くなれば、
レバーの遊びが減るから実際作ってみることにして、
金属加工のプロであるヒラヤマワークスの山ちゃんを呼び出して作ってもらった。
材料はウチにあったボルト。
しかもこのボルトは径がオリジナルとほぼ同じだったから、
適当に切ってから現物合わせで削っていく手法。
何回か削っては組みを繰り返し何回目かで遊びがかなり少ない長さが出て、
このクラッチとカバーは20.2ミリの長さが丁度良かった。
完成したから実際に組んだら…
遊びはかなり減ったは良いんだけど、油圧クラッチシリンダーの固定ステーとは合わないくらいになったから今日は終わり、
明日にでも切って溶接し直してみるさ。
ちなみに国産のフレームにCD90エンジンやCD90風の中華エンジンを載せると、
オイルを入れる口がフレームて塞がれてしまうため、
本物のCD90エンジンをシャリィに載せるつもりの山ちゃんは、
フレームを叩くしかないかなぁと言っていたけど、
オイルを入れる時はヘッドからも入れられると割り切るのも悪くないね。
ただクラッチケーブルを叩くしか固定するステーはフレームと干渉するから、
フレームを切らずにどうにかするには苦労すると思うけど。
中華シャリィは最初にフレームカットしてあるからオイルも入れられるし、
固定ステーもポン装着げ出切るんだけどね。
そんな訳でこれがフレームを切らずに中華エンジンを載せる場合の俺の答え。
頭は使うけど何とかなったからまだ良いんだが、
一筋縄ではなかなかいかないねぇ。