シッポ振ってられるかよ!

イラストレーター&デザイナー
マサキ・キャンベル公式(?)ブログ
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勝手にしやがれ

2006年03月23日 | 焦燥&妄想事情
昨日、駅のホームでの出来事。

音楽聞きながら電車を待ってると、
ヘッドホン越しに後ろから怒声が聞こえてきた。
何が起こったのかと後ろを振り向いたら、
リーマン風のオッサンとオタク風のガキが口ゲンカしてる……。

どうやらオタクくんがオッサンに何か文句言ったらしい。
「もう一度言ってみろゴルァ!」
も う オ ッ サ ン キ レ キ レ 。
うるせえなぁと思いながらも、電車がきたので二人を無視して電車に乗り込むと、
ドア付近でオッサンがオタクくんの胸ぐらつかんで「こんのぉクソガキ!」と叫んでる。
オタクくんはオタクくんで「バーカバーカ」と挑発しまくり。

そしてこの二人の半径3m以内にいるのは俺様一人。
俺様の気付かぬうちにみんな避難してやんの、チクショウ。
あぁ、このバカたち止めるの俺様しかいねぇ……。
「いいかげんやめなさいって!」
と、仕方なしに二人の間に入り込んでいったら、素直にケンカやめてんの。
二人揃って「う~ん、わかったわかった」。
……だったら最初からケンカすんなよと叫びたい欲求を押さえながら席に座ると、
続けて二人も席に座る。しかも、俺様を挟んで左にオッサン、右オタクくん。
半径3m以内の席はすべて空いてるのに、だ。

オッサン俺様越しにオタクくんにメンチ切ってるし。
オタクくんはぶつぶつとオッサンの文句言ってるし。
俺様を含めた三人の近くには誰も近寄ってこないし。
すご~くイヤな緊張感が漂ってますよこの空間。

正直次の駅で降りようかとも思ったが、このバカ達に負ける気がしたのでそれはヤメた。
すご~くイヤな緊張感でケツの間にヘンな汗かきながらも、いずれこいつら降りるだろうと思って頑張ってたのだが、いつまでたっても降りない。
左にオッサン、右オタクくん。俺様はさんで火花散らした状態がしばらく続く。
ついに俺様が降りる駅に到着。や、やっと解放される。

で、駅に着き、俺様が席を立った瞬間、待ってましたとばかりにオッサンがオタクくんに文句言いはじめた。
もう勝手にしやがれ。誰も止めないから思う存分ケンカしろよ。
このバカ達のケンカを止めた俺様のほうがバカだった。

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