20代後半までは真冬でもパンツ一丁で寝てたもんだが、
三十路の声を聞くとともに着るモノも徐々に増え、
いまでは厚手のスウェットじゃないと寒くて寝られない。
そんな三十代後半の冬の日常にフと想うことがある。
このままでいいのか、と。
寒さに耐えかねて重ね着するのはいい。が、その暖かさに甘んじて心までブクブク着膨れしてしまったらいかがなものか。ぬくぬくとした生活を営んでいたら研ぎ澄まされた精神を維持していくのは到底無理である、と。
だからせめて、せめて寝る時ぐらいはパンツ一丁で、日々の生活でこびりついた贅肉を削ぎ取って寝たいものだ、と。
歳には逆らえないが、それでも逆らうのが俺様の流儀。外は今冬一番の寒気、でもそんなの関係ねぇ! などとほざいてるからケガして入院しちゃうんだけど、思い立ったが吉日、昨日の夜久々にパンツ一丁で寝る事を決行!!
……したが、ものの三分で挫折。
ソッコーでスウェット着て寝た。
やっぱり歳と寒さには逆らえない(号泣)。