マーキーと愉快な雑貨たち

40代会社員が見つけた「超一級品」の雑貨たちを記録する日記です。

マリオット ライフタイムプラチナ会員の自慢話

2023-07-10 00:18:00 | 日記
私が縁もゆかりも愛着も無い愛知県に就職で引っ越してきたのは、一度限りの人生で絶対に海外勤務をしたかったからです。

リクルーターの人が「かなり海外勤務しやすいよ」って言ってたので、そこを最優先に考えて選びました。
その会社が愛知にありました。

そして、自分の行きたい製造業•職種の場合新卒で東京拠点企業に入社しても配属先が東京じゃない微妙な立地になる可能性大。
都内の良い場所だったとしてもザコい身分では分不相応でしんどい。

当時誰もが知っているあの証券会社会長をやっていた伯父さんが雲上人過ぎて、あれくらい偉くなってから住むところというイメージもありました。

であれば東京大阪その他各地に行きやすい素晴らしい立地の愛知で良くね?っていうか海外勤務したいんだから本社が愛知でも何でも別に良くね?という判断。

ちなみに、なぜ海外勤務したかったかというと、かっこいいからです。

入社後海外に関係ないプロジェクトに配属されて焦り「海外関連じゃ無い仕事では2割の力しか出しません。」と上司に言い続けていた若気の至り、ほろ苦い思い出の日々。

こんなアホを排除せず意見を聞いてくれる懐の深い会社でしたので、無知な学生の甘い考えで選んだ会社でしたけども結果的にAll rightだったと思っています。

ちなみに、アメリカでコロナ爆発していた頃の妻子の緊急一時帰国時に、アメリカからの帰国者がウイルス迷惑野郎扱いされて敬遠されてホテルやレンタカーも使えない中、世界的なパニック状態で皆さん等しく大変な状況の中、うちの妻子を愛知に送り届けるためだけに会社バスで深夜に羽田に向かってくれ、避難用のアパートも手配してくれた会社と関係者の皆さんには泣かされました。なので私はうちの会社が大好きです。

空港でカップラーメンくれたり優しく対応してくれたらしい自衛隊の皆さんも、もともと超リスペクトしていますが、大好きです。

デルタ航空のスタッフの皆さんも大好きです。





ピンチの時の御恩は一生忘れません。

ちなみに、私の娘はその時一ヶ月だけ避難したアパートがあった大府市が今でも大好きです。

名古屋に引っ越す時、最後にお世話になった大府を散歩した時、「大府に住み続けたい」って悲しそうに言ってましたね。

これが当時の通学路。



っていうかアメリカの幼稚園・小学校しか知らない状態だったのにお友達にさよなら言う暇も無くコロナで緊急帰国→そのまま大府の小学校へ転校するだけでも適応大変すぎる気がするのに、大府へ転校後たった1ヶ月でさらに名古屋の小学校に転校ってマジかわいそうだったなと思いますね。

なんか申し訳なくて胸がキュッとしますね。

そんな大変な時含めしばらくの間私は一人アメリカ単身赴任状態でしたね。

そんな波乱の終盤だった海外勤務でしたが、コロナ禍前までは週1、2回のペースで隣の州とかまで出張していたのでここ10年間ホテル宿泊が多くて、マリオットのライフタイムプラチナになりました。一生朝食無料です!

ちなみにヒルトン系ホテルにも同じくらいの回数宿泊したと思いますが、マリオットのようなライフタイム会員の仕組みが無いので帰国後数年が経ちもう一般会員に戻りました。








プラチナ10年以上&600泊以上とか個人では絶対に無理だったであろう感じ。
(家族には迷惑かけましたが)海外勤務のおかげです。

ただしラッキーって感じはないですね。
「これぐらいの特典、まあ妥当じゃね?」って言いたいくらいある意味命懸けでリスクをとって、少なくとも健康寿命縮めながら出張しまくっていたと思います。

まず出張の8割以上が自分で片道4時間運転してオハイオとかに車で移動するスタイル。

一番多かったのが月曜朝から出張先で仕事するため日曜家族で晩御飯食べたあと出発。もしくは朝4:30出発。

爆走トラック(トランスフォーマーのスーパーコンボイみたいなビッグトラック)多数。

日本ではありえない大きな陥没穴だらけなのにやたら暗い緊迫のハイウェイ2時間と、街灯など皆無な真っ暗な田舎道2時間。

夜飛び出してきた鹿に衝突して車が全損、危うく命を落としそうになった先輩。

マイナス30度で大雪が降る中移動した時は、もしエンジンが故障したら普通に死んでたでしょう。運良く無事でしたが片道16時間かかりました。(アメリカはみんなスタッドレスタイヤ使わないので、雪降るとめっちゃ遅い流れになりますし至るところで事故ります)

天気が良くても、もし事故起こしたら誰にも気づかれず助けてもらえないような人気の無さすぎる道だし、運良く気づいてもらえても救急車が来て病院に運ばれるまで数時間という環境。

一旦閉まると数時間開かない踏切(貨物列車がバカ長い、踏切通過中に止まる、挙げ句の果てにたまにバックとかする)や、トラックが横転炎上して朝まで動かないハイウェイにも何度か遭遇しました。

出張走行距離5年で16万km。

うん、やっぱり朝食無料特典ゲットしてもバチは当たらないんじゃないかと思います。


























































コメント
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