26~27日、奥秩父/雲取山(くもとりやま)のガイドを行いました。2回目。
■26日?/晴れのち曇り
鴨沢-堂所-七ツ石小屋-ブナ坂-奥多摩小屋-雲取山-雲取山荘<泊>
(所要7時間05分)
鴨沢からの登路、標高1000m付近から南に三頭山(みとうさん・1531m=中央峰)を望む。
本日の堂所(どうところ・1250m)。
土曜日とあって、奥多摩小屋周辺はテントでいっぱい。
西の飛龍山(ひりゅうやま・2077m)に差す光の帯が幻想的。
本日の雲取山(2017.1m)。
「たゞ雲をも手に取るばかりの山なればとてかく号せり」(新編武蔵風土記稿)頂は、残念ながら今回も雲に覆われ、展望はあまり得られませんでした。
■27日?/晴れのち曇り
雲取山荘-大ダワ-白岩山-お清平-霧藻ヶ峰-三峯神社
(所要5時間08分)
雲取山荘によると、昨夜は280名(定員200名)が宿泊し、今シーズン一番の賑わいに。
8畳部屋に10~12名が入り、食事は4回戦まで。朝のトイレも30分近くかかり、何をするにも行列の一夜でした。私も初めての体験。日本百名山など有名どころの山岳は、いまや平日に訪れることをお勧めします。
亜高山帯の森林(もり)の朝。
山荘から芋ノ木(いものき)ドッケへ至るこの道は、幽寂閑雅(ゆうじゃくかんが=ひっそりと静かでありながら雅な趣のあること)という表現がよく似合います。特に朝早く歩くと、山の“氣”を全身に感じることができる好ルート。
イワウチワ(岩団扇/イワウメ科)も開花。コケの緑とのコントラストが鮮やか。
かつて、三峯神社の奥社(おくやしろ)が置かれていた雲取山。その表参道を無事に下山して…
拝殿で感謝の参拝。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます