7/28~29の二日間、旅行会社の仕事で南アルプス/甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)のガイドを行いました。
先日の木曽駒ヶ岳に続き、天候が安定しない二日間。それでも要所要所でガスが晴れ、目指す甲斐駒や北岳の雄姿を拝むことができました。
明らかな体力不足や岩場に慣れない参加者が多く、所要時間もコースタイムの1.5 倍以上かかりました。全員無事に登頂・下山してもらうことはできましたが、3000m級の山に登ろうとする参加者の意識と自覚に疑問符も。自分自身はもちろん、パーティ全体を危険に巻き込まないためにも、自らの力量を客観的に把握し、段階を踏んでレベルアップしてほしいものです。
■28日(木)/曇り
北沢峠・長衛荘<泊>
■29日(金)/曇りときどき雨
北沢峠・長衛荘-仙水峠-駒津峰-甲斐駒ヶ岳-駒津峰-双児山-北沢峠
登路、ガスを纏う甲斐駒ヶ岳本峰。駒津峰(こまつみね・2752m)より。
白い花崗岩帯を縫って登る。
甲斐駒ヶ岳山頂(2967m)。
気温11℃、風速5~10m/s。寒い。
下山時、駒津峰付近から甲斐駒を振り返る。
南西正面に…
仙丈ケ岳(せんじょうがたけ・3032.6m)
南には…
北岳(きただけ・3193m=写真真ん中左)と間ノ岳(あいのだけ・3189.3m=同右奥)。幻想的でした。
北沢峠で出逢ったコイチヨウラン(小一葉蘭/ラン科)。
長さ2~3cm、広卵形の葉を一枚つけることからの名。
29日夕方、私たちが南アルプス林道をバスで下山中、仙水峠~北沢峠間で転倒・骨折事故があったとの情報。救急車が入って行きました。改めて、身の引き締まる思いがしました。
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