9日、旅行会社の「経験者向け雪山訓練」の仕事で、越後山脈南部/谷川岳・天神平(たにがわだけ・てんじんだいら)へ。
本日の天神平(1300m)周辺。午前中は晴れ間が覗いていたものの…
見る見るガスに覆われ、白いものが舞い始め…
13:30 雪、気温-7℃。
冬型の気圧配置が強まり、北日本~信越上空5500mに今シーズン最強クラスの寒気(-36℃)が南下してきたことが原因。「谷川岳ロープウエ-」HPによると、10日12:00現在雪は降り続いており、ひと晩で80㎝以上の降雪(積雪140㎝)になっている模様。1日ずれていたら…(汗)
しかし、降雪の中だからこそ?…
斜面の登下降や休憩の取り方、ラッセル、アイゼン歩行、ストック・ピッケルの使い方、耐風姿勢や基礎的な滑落停止などを、雪まみれになりながら、本番さながらに体験してもらえたように思います。
この日は、他にも多くの山岳団体やグループなどが、雪訓や雪崩埋没者救出訓練で入山しており、本格的な雪山シーズン・イン。
※天神平の詳細は、本ブログ2012/12/3「雪山シーズン到来!/谷川・天神平」参照
最新の画像[もっと見る]
やはり、実際にそのような状況の中で練習するのが一番ですね。
そうですね~雪山に限らず、スポーツでも何でもそうだと思いますが、練習は本番よりも悪い条件で、本番よりも厳しい内容で行うと、本番の時により力を発揮できるんですよ~最近の登山は「楽しさ」が優先されて、こうした考えは引かれてしまうのが寂しいところですが…(笑)