∽上京以来6年間住み慣れたあきる野市から、転居しました。
岳と森の活動は今後、東京都日野市を拠点に行って参ります。
今後もよろしくお願いいたします∽
16日、所属する山岳同人絆の雪上技術研修で富士山へ。
メンバーは、代表の建部雅史(たてべまさし)氏以下計5名。東京都山岳連盟遭難対策委員であり、同救助隊副隊長の建部氏の指導の下、基本的な歩行技術から雪上でのアンカー構築、ロープワーク、スタンディングアックスビレー、滑落停止技術などを行いました。
7:30 吉田口登山道一合目・馬返し(1440m)より入山。気温8℃。
サルの狛狗(こまいぬ)が面白い。
標高1700m付近から雪が出始め…
上部はアイスバーン状態(左下)。
雪と苔、針葉樹の森林(もり)に朝陽差す。
10:00 五合目(2230m)の佐藤小屋着。
本日は多くの山岳団体が雪上訓練に入っており、小屋も営業中。建物脇でアウタージャケット、ハーネス、ヘルメットなどを装着して出発。2℃。
頭上に名物の烈風吹きすさぶ富士。山岳気象会社の予報では、山頂付近の風速は25m/s。人間が立っていられないレベルの強さ。
幸い、五合目周辺はさほど風もなく快適。
ツボ足(靴に何も付けない状態)での登下降。両目を閉じての練習は、足裏・バランス感覚が研ぎ澄まされる。
氷化した斜面のアイゼン歩行。
スノーボラードや…
立ち木を使ったアンカー(支点)構築。
いずれも雪の状態やスリングの巻き方によってはかなりの強度を得ることができ、滑落などの衝撃荷重にも耐えうる。
傾斜と雪の締まり具合によるが、アックス一本でも一人や二人の静荷重は受け止める。荷重を意識して下方にかけることが重要。
天候に恵まれた1日…
北東に奥多摩の大岳山(おおたけさん=右奥)と、その左隣りには御前山(ごぜんやま)の姿も。富士山から見えると、なぜか嬉しい。
予定のメニューを終え、15:00前に下山開始。
影富士(真ん中右)と対面!
16:30 馬返しへ下山。
富士山のアイスバーン見る限り怖いです・・・。
滑って転びます、きっと・・・。
今の時期イワヒバリの姿も佐藤小屋では見られないですよね?下りてますよね?きっと・・・。
日野市に引っ越したのなら、来月の数馬の湯は遠くなったんですね。集合場所まで・・・。(^^)
Sガイドが16日に天神平へ雪訓で入られたそうですが、ラッセルが大変だったとのこと。ご期待ください。(笑)
イワヒバリ、さすがに五合目以上にはいないと思いますよ~そろそろ奥多摩にも姿を見せてくれるころでしょうか?