8日、仕事の下見と雪山訓練を兼ね、八ヶ岳/蓼科山(たてしなやま・2530.3m)へ。参加者は、1/7日の黒檜山に続くEさん。
※蓼科山の詳細は、本ブログ2012/6/16「八ヶ岳最北の麗峰/蓼科山」参照
麓のビーナスラインから望む蓼科山。白い円錐形が美しい。
10:30 登山口の女の神茶屋(めのかみちゃや)駐車場。標高1730m(国土地理院地形図より=以下、同) 。
晴れていても、-6℃の冷気が肌を刺す。強い冬型と上空の寒気の影響で、本日の八ヶ岳2800m付近の予想気温は-20℃、北西風20m/s。しかし、この女の神茶屋からのルートは反対の南西側にあるため、風の影響はさほどないと判断。
またしても!?先行者のトレースあり(右端)。本日は誰も入っていないと思ったのですが…。
6日の南岸低気圧による降雪でラッセルを覚悟していただけに、嬉しいような残念なような…複雑な心境。(苦笑)
青空に、ダケカンバ(岳樺/カバノキ科)の樹皮が映える。
2113.3三角点への急坂。キックスステップからアイゼンに切り替え、高度を稼ぐ。
13:30 時間の関係で、本日は2230m地点まで。
上空にゴオーッという風の音が吹き抜けるものの、予想通りこちら側は快適。
東に、北横岳(きたよこだけ・2472.5m)が真っ白。
雪を抱いてバンザーイ!?
オオカメノキ(大亀の木/スイカズラ科)の冬芽に似ていますが、角ばった樹形がいささか違うような…冷え込んだものの、この一瞬に温もりを感じた一日。(笑)
15:15 往路下山。Eさん、お疲れさまでした。
円錐形の蓼科山は、とげとげしていなくて山の性格が表れているような気がします。
ダケカンバは、青い空にくもの巣を張りめぐらしたみたいです!
蓼科山はその美しい姿から諏訪富士(すわふじ)と呼ばれ、眺めてよし登ってよし、の私も大好きな名山なんですよ~。
ダケカンバのクモの巣!?…なるほどそういう見方もあるのですね…勉強になりました。(笑)