多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

気になります…万六尾根の大スギ

2011-11-29 20:17:51 | 自然のこと

西多摩郡 檜原村の万六尾根(まんろくおね)。柏木野(かしわぎの)から連行峰(れんぎょうほう・1016m)へ登るコースの標高670m付近に、一本の大きなスギ(杉/スギ科)があります。
P1090547
見上げると…
P1090517
威風堂々とは、このような姿をいうのでしょうか。陽の当たらない下枝こそ枯れていますが、樹勢は衰えていません。

P1090548
胸高幹周を測ると、約6mありました。

スギは本来、やや湿った土壌を好む種類。植林の際には、その特性を活かして沢に近い斜面下部を中心に植えられます。しかしこの場所は、砂礫が混じる乾いた尾根上。本来はヒノキに適した土壌です。

この大スギ、ここまで大きく生長するのに、どれほどの歳月を費やしたのでしょうか。乾いたやせ尾根にしがみつくように根を張り、乏しい養分・水分を肥やしにしながら、生長は決して早くはなかったはず…100年や200年では足りない気がしています。

樹齢は一体!?…気になります。










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋川渓谷の紅葉 今年も | トップ | 東広島の「らぁめん」河庄へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿