電卓のすすめ5 からの続きです。
電卓には[%]、[GT] など、豊富な機能が多くあります。
加えて[税込][税抜][時間計算][日数計算]などの便利キーがある機種もあります。
しかし、普通の電卓(以下電卓)で便利な機能を3つ上げるとしたら
1.メモリー計算(M+)
2.定数計算
3.逆数計算
2.定数計算
3.逆数計算
だと思います。
この3つはほとんどの電卓で使え、様々な計算に応用できる基本機能です。
1.メモリー計算
[M+][M-]
[MR]または[RM]
[MC]または[CM]
[M+][M-]
[MR]または[RM]
[MC]または[CM]
次のような表があった場合
商品名 | 単 価 | 数 量 | 小 計 |
---|---|---|---|
チョコレート | 243 | 3 | 729 |
パン | 213 | 5 | 1,065 |
ポテトチップス | 119 | 4 | 476 |
ヨーグルト | 260 | 8 | 2,080 |
アップルパイ | 594 | 3 | 1,782 |
合 計 | 6,132 |
これを電卓で合計を算出するには
(メモリーは見えませんが、電卓内部で次のように推移します。)
操 作 | 表 示 | メモリー | |
---|---|---|---|
[AC] |
0
|
*** | |
[MC] | 0 | 0 | メモリークリア |
243×3[M+] | 729 | 729 | ※Mマークが点灯 |
213×5[M+] | 1,065 | 1,794 | |
119×4[M+] | 476 | 2,270 | |
260×8[M+] | 2,080 | 4,350 | |
594×3[M+] | 1,782 | 6,132 | |
[MR] | 6,132 | 6,132 | メモリー表示 |
[M-]はメモリーを足すのではなく引いていきます。
[MR]や[RM]がなく
[MRC]や[MCR]がある場合は
[MRC]を一度押すと[MR]の働き
もう一度押すと[MC]の働きになります
[MRC]や[MCR]がある場合は
[MRC]を一度押すと[MR]の働き
もう一度押すと[MC]の働きになります
電卓のすすめ7 へ続きます。
続編、文具の木の実もご覧ください。
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