でもねえ、フリーのフォトグラファーになってから分かったことは、毎日が遊び。趣味で毎日が過ぎてゆく世界。これで月に数十万入ってきたらなあ。
そんな夢が一瞬でも、たしかにありましたから文句は言えない。
それは、ストックフォトなるものとの出会い。デジタルになる前のことですよ。
ストックフォトなんて知らなかったぼくが縁あってあるストックフォトに写真を入れまして、
担当者がそのストックフォトの会社のカタログに、どんどん載せてくれるわけ・・・。
そしたら、バカーーンと売れましたよねえ。売れたねえ。凄かったです。
そんな昔もありました。
デジタルになってからは、全然ダメ。
世界の大手は、1点めちゃくちゃ安い値段で売ってくるわけですよ。
そして、写真を買う人って多くはデザイナーなわけですよね。
品質など考えない?安けりゃいい?まあ、経済も低空飛行になったからかもね。
今のデザイナーは、面白い写真を苦労して探すという事がないといわれております。
デジタルのストックフォトって、値段がだんだん下がって下がってついには20年前の10分の一くらいではないでしょうか。いやあ、もっと安くなったかも。
ものすごく安くなった、それで売れなくなった。
ストックフォトに入れているフォトを全部引き上げたのがかれこれ10数年前。
すっかりストックフォトの世界とは無縁になりましたん。
でも、ぼくなら、その点ダイジョウブ。
ああ、売れなくなって良かったなあ。( ジャンジャン )
今は別の方向を見ていますから。
フォト・文 masao.ishigooka
いつもは、そうなンですが。@@@@@@@@@@@@@@@@@@
お