大前研一通信特別保存版PartIII パスファインダー <道なき道を切り拓く先駆者たれ!!>大前 研一ビジネス・ブレークスルー出版このアイテムの詳細を見る |
chap2 日本の若者への提言
「一回で本当の自分にあう会社に出会える可能性はそう高くないから。
派遣制度なども利用して複数の会社で武者修行することを勧めるね。
そうすれば、自分の価値も分かるし、実力も付く。その上で自分が働きたいと思った会社に入ればいい。もし見つからなかったら起業してもいい。
20台はそれくらい気合の入った人生を送らないとダメ。
失敗しても取り返せるのは20代の特権」
「事業に対しての自信はもちろんのこと、事業そのものが好きかどうかが成功者の中の唯一の共通点ではないでしょうか」
「失敗したらリセット・ボタンを押してやり直せばいいし、最低限食べてはいけるとは思っているので、仕事も趣味も、やりたいことは徹底的にやります」
「逆説的だが考えない人の多い社会というのは楽なものだ。
少しでも考えればチャンスが生まれるし、成功も出来る」
「頼まれもしないのに『会社を救う方法』を考え、自分を鍛えながら出番が来るのをじっと待つ。トップが十歳、二十歳若返ることもザラにある時代だ。
あなたの出番はきっと来る」
□ 英語から逃げるな
インターネットをどう使いこなすかが、ビジネスマンにとって死活的な意味を持つようになった今、『英語は苦手』と敬遠するのは、ほとんど自殺行為である。
インターネット上の膨大な情報のうち70%以上は英語で書かれている。」
「英語『を』ではなく、英語『で』教えるのです」
「知的付加価値とは、英語で書かれた情報を入手し分析し論理的に組み立てて、人が買ってくれるようなものに構想していく能力を言う」
↓
「自分は英語を使いこなして知的付加価値を生み出すことでメシを食っていくんだ。そういう強い思いを持つ必要があるだろう。」
「ビジネスの現場では意味さえ通じればブロークン・イングリッシュでも問題ありません」
「現在の二本、日本の若者が陥っている閉塞状況の基本的な原因はつまり、自分の意見も目標もないこと」
「プロフェッショナルというのは、社会という知的なジャングルの中で、パス・ファインディングの能力、自らの道を見つけ、最後に応えにたどり着く能力を持っている人のことをいう。だから、はじめから答えを教えてしまうなんて論外だ」
「今、インターネット情報の80%以上が英語の時代。英語、MBAはエリートのもの。パソコンは専門家のもの。そんな考え方はやめなさい。この3つは3種の神器なんだ。」