本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

ビジネスの発想は無限大ということについて〜

2020-04-22 20:25:47 | 2019年始動。革命のスタート。
日本型プラットフォームビジネス

【学びたいこと】
新しいビジネスを組織で立ち上げる

【概要】
①この本
発想を止めなければビジネスの可能性は無限大

前提:
BtoB,BtoC問わず顧客の意思決定がプラットフォーム中心となってきている。
グローバルなプラットフォーマーには対応し切れていない範囲が山ほどある!!

これまでの日本企業の強み=品質に拘ったモノ・サービスを提供すること から
重要なのは提供価値 201

0-0-0
★★★「デジタル技術」は本質ではない。
自ら過度にハードルを上げてしまい、本来強みを持つはずの取り組みに躊躇し、遅れてしまうとすれば、非常にもったいないことである。226
トップのコミットメント、顧客ニーズの徹底した深掘り、自社独自のポジショニング、サービスとしての顧客の使いやすさ・・・どれも以前から重要視されてきたものばかりである。216
日本は本来、たとえば農業における農協や、製造業におけるケイレツ・すり合わせなど、他社との相互連携によるビジネス展開や、エコシステムづくりを強みとしてきた。現在世界中で行われているプラットフォームビジネスは、本来日本企業が強みとして持っていることが、デジタル技術によって、よりスピーディーにグローバルで行われることであると考えている。226
一度方向性が定まったあとの日本企業のスピード感には、目を見張るものがある。

②-a
★★★新たに生まれてきているチャンスと、日本の武器となる強みを見据えることで、戦う方向性は見えてくる。42
メガ企業が押さえられるのは「半分」程度
メガ企業は世界規模での効率的な事業展開での効率的な事業拡大を目指すため、個々の産業分野や地域などにカスタマイズした、最適なプラットフォームを展開できるとは限らない。53

◉ここ ②-a
★★★尖ったノウハウは暗黙知の中にある。175
既存プラットフォーマーは競争力の厳選となり得る、個別企業の専門的ノウハウを求めている。181
ノウハウを標準化・体系化し、メニュー化を図っていかなければならないのである。176
▲グラブ
◉日本型のチャンス
ウーバーに対するシンガポールのグラブの戦略:
特定業界・特定顧客のニーズに寄り添ったニッチなプラットフォームの展開42★★★ウーバーのように圧倒的な先行者がいたとしても、徹底したローカライズを行うことで、先行するメガ企業を打破することも可能である。62

★★★すべてを固めてから提案や打診を行うのではなく、ウインーウインとなるモデルが描けるポイントが1つでもあるのならば、思い切って動いて見ることが重要である。139

日本型プラットフォームビジネス:
顧客にとっての価値を、プラットフォームを活用し、エコシステムを構成するステークホルダーとの連携・シナジーのもとにいかに提供するかが、競争優位を左右するように変わってきているのである。3

セグメントプラットフォーム:
すみ分け・自社の勝てる領域を見定めた展開5
自社の強み・勝てる地域・領域を定義し、メガプラットフォームとのすみ分け・ポジションの差異化を行い、戦略的にビジネスを展開する。47

プラットフォーマー:
定義:
供給者(サプライヤー)やその他ステークホルダー(エコシステム)による、需要者(ユーザー)へのビジネス提供の基盤を担う存在。22
需要者であるユーザーに対して直接サービスを提供するのではなく、ビジネスの基盤となるサービス・システムを供給側に提供するプレイヤー

すべての産業において、いかに多様な顧客接点を持ち、データをもとに継続的な収益モデルを構築できるかが重要になってきた。16

◉ネットワーク効果が重要
いかに需要者と供給者のネットワークを数多く確保できるかが重要になる。25

ターゲットとする顧客への課題解決を、別ステークホルダーを巻き込んでどうやって実現するかという観点から、プラットフォームモデルを設計することが重要である。78

1仲介型プラットフォーマー:シェアリングビジネス

2オープンOS型プラットフォーマー:iPhone,Winows

3ソリューション提供プラットフォーマー:
特定分野に特化した横断的機能を提供する。他社の需要者に対するビジネス活動を、デジタルツール提供により支援するプラットフォーマー31

4コミュニケーション・コンテンツ型プラットフォーマー
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