追記
2020/8/3
今年も前半がとうに過ぎたが一回も風邪をひかず。ジョニーウォーカー・ブルーラベルを年に3本ペース変わらず。
2019/12/12 今年も一回も風邪をひかず。ジョニーウォーカー・ブルーラベルを年に3本ペースのご利益。ジョニーウォーカーの回し者ではありません。
ふと村上春樹の海辺のカフカを思い出しました。ジョニーウォーカーさんが登場する物語です。
2019/10/23
インフルエンザ一回もかからず。微熱のあったときは一回。
2018/12/28
ジョニーウォーカー・ブルーラベル空瓶が10本に。家族が総だおれの中インフル等は一回もかからず。
2018/1/3
今年の正月は娘がかぜをひき、つれあいもなんとなく調子が悪い。私は少し喉が痛いのでジョニーウォーカー・ブルーラベルを舐めて抑え込み、無事に正月を迎える。
日本に帰国して3年で空瓶が8本に。(こうなるとイワシの頭も信心からに近いかも)
あくまでも舐める程度がポイント!
2017/6/5 追記
4月に一度軽い風邪を引く。やはり年に一度くらいは軽い風邪を引くようです。37度台だったが2日で回復。ブルーラベル空瓶が7本に。
2017/3/14 追記
娘がインフルエンザに罹ったが家族はかからずに済んだ。
2016/01/28 追記
ブルーラベルを飲み続けています。日本に帰国して1年、空瓶が三本になりました。昨年の4月に少し風邪気味になっていらいまったく風邪をひきません。
一昨日に軽い風邪をひいてしまいました。7歳の娘の風邪がうつったらしいのだが、一晩ちょっと熱がでて翌日は熱が引き、でもすこし風邪の気が残っている感じがあり、今日は90%程度回復した。この程度で済んでいるのでウィスキーを舐める効果はあったというべきだろうか。娘が風邪をひき始めたときからもう少し慎重にウィスキーを舐めておけばよかったと反省しています。
(ちなみにほんの少し舐める程度です。毎日舐めていますが今年の1月15日に買ったブルーラベルがまだ半分以上残っていますから750mlで半年はもつことになります。飲みすぎは肝臓を傷めます)
昨日はネットでサントリーと近大の研究が見つかったのでメモしておきます。http://www.suntory.co.jp/news/2004/8725.html
①ウイスキーの樽熟成中に抗酸化活性を有する成分「リオニレシノール」が溶出することが認められました。
⓶リオニレシノールとは梅やオーク材、ニレ材などに含まれているとされているポリフェノール成分のひとつで、ビタミンEと同等の抗酸化活性を示すことが報告されています。
③ウイスキー原酒においては、熟成年数とともにリオニレシノールの含量は上昇し、それに伴い、ウイスキーの抗酸化性も上昇しました。
④アメリカンホワイトオーク樽とスパニッシュオーク樽で熟成させたウイスキー原酒を比較すると、スパニッシュオーク樽のほうが強い作用抗酸化活性が確認され ました。
以下は追記前の記事です。
7月にシンガポールで買ったブルーラベルがようやくカラになったので4か月でボトル一本程度の減り具合です。割り算すると一日7ミリ程度ということになる。下の写真は日本の東急ハンズで買ったスキットルで30ミリ入る。グラスに入れたままだと蒸発するのでこのスキットルなかなか具合がよい。この記事は2013年8月7日と9月4日に書いている原稿の加筆訂正版です。その後1年と2か月がたったが風邪を一回も引かないので効果が確認できたような気がします。(私は通常は年に一回程度風邪をひきます。一人一年一例程度では確かなことはいえませんが)
2013年8月7日の原稿
このウィスキーボトル 多分家族の感染症が私に感染しなかったのはこの効果かもしれない。つれあいと娘が40度以上、39度以上の高熱を発し1週間以上寝込んだ。私がダウンしては看病するものがいなくなるので感染を非常に恐れました。
5歳の娘を看病しながら同じベッドで寝ていると私の喉が少し痛む。これはやばい、なんとか防がないといけないと頭を巡らせると先日のみ比べをしたウィスキーが頭に浮かんだ。これを上の写真のようにグラスにほんの少し注ぎ(10ミリ程度)これを舐めて喉に浸透していくまで飲み込まないようにして消毒を試みた。
ウィスキーのストレートはたとえ一滴でも舌の上から口腔内に鋭いじわじわと浸透していくさまが感じられる。ほんの少量が喉の奥に沁み込んでいくと喉の粘膜が刺激されて唾液のようなものがどんどん出てくるのが実感できる。この分泌物が感染原因を洗い流してくれるのが実感できる。この分泌刺激がなくなるまでつまりすっかりウィスキーの味がなくなるまで飲み込まない。
これを本でも読みながらあるいは横になりながらのんびりと続ける。こんな少量でも口腔ないで吸収されるためかリラックスできて気持ちよくなります。ほんの少し舌の先で舐めるだけで口腔内に広がるので写真のように少量でも半日は持つ。一日でせいぜい30ミリ程度か、これはシングル一杯分の量であり缶ビール330ミリと同じアルコール量です。調子に乗って飲みすぎることを慎重に避ければまったく肝臓の負担にはならない。
感染予防の結果はどうか。喉が痛かったが翌朝にはよくなり、その後今日にいたるまで感染せずに済みました。一例で結論をだすのは早計ですが実感としては効いたようです。
このボトルはジョニーウォーカー青ラベル750ミリで7月31日に空けてから既に1週間、この予防法を講じていますがこの程度の減り方です。目の子で150ミリ程度を飲んだことになるでしょうか。一日あたり20ミリ強で肝臓にもふところにも負担のないレベルです。試みられる方は是非分量に注意ください。繰り返しますが舐めるようにして喉に浸透させるのがポイントです。
ウィスキーを舐めてみて「命の水」と呼ばれる意味を実感できたようです。ほんの少量が口内に入るだけで宝石のように口中がここちよい刺激と甘みを伴って輝き、その輝きが5分近く継続します。食中酒として水割りやロックで飲んできたが今回は味そのものに目覚めました。
そうなると効果の理由が知りたくなります。
①単なるアルコール消毒の効果
②長期熟成で醸される樽ポリフェノールの効果
どうもウィスキーを熟成させるオーク樽それもバーボン利用のものから20年近くかけて分泌される樽ポリフェノールの効果ではないかと推測しています。オーク樫のポリフェノールをたっぷり吸収しているとすると薬効が相当期待できそうです。
2005年にモロッコに行った時にフナ広場でカタツムリの煮物を食べた後で少し生臭く、蕁麻疹が出ました。近くのホテルのバーに入りウィスキーをシングルで頼み飲んだところ胃がすっきりして蕁麻疹も引いた記憶が蘇りました。
2014・5・26 追加記事
http://www.pharm.or.jp/hot-news/koen130.html にはウィスキーの薬効に関する論文概要が掲載されているので転載。
ウイスキーは森と樽のタイムカプセル ~ウイスキーポリフェノールの謎を探る~
ウイスキーの樽は樹齢数十~数百年のオーク材からつくられており、溶出成分はオークが育つための光合成で固定化された二酸化炭素を原料として出来ています。
オーク材にはもともと多量のポリフェノールが含まれます。そのうちタンニンと呼ばれる渋味の強い化合物群はウイスキー熟成の過程で大きく分子構造が変化します。
ウイスキー特有のタンニンがどのようにして生成するのかを明らかにしました。最近の研究で他のポリフェノールと同様にウイスキー成分にも様々な効果があることが明らかにされつつあります。樽の中での化学反応や生成物の分子構造が明らかになることで、本研究のさらなる展開が期待されます。
エラグ酸で抗がん剤が効かないガンにも打ち勝てるか?
いくつかの植物ポリフェノールが抗がん剤が効かないガン細胞中に抗がん剤を多く蓄積させることを見出しました。抗がん剤が効かなくなる原因の一つとしてガン細胞が薬を細胞外に排出する能力を得て薬の効果を低くしてしまうことが知られています。
ポリフェノールは非常に複雑な構造をしていますが,これらを分解するとエラグ酸を生成します。エラグ酸は美白作用を始めとする機能性をもった植物成分で非常に単純な構造をしています。この植物成分か
ら抗がん剤が効かないガンに対して抗がん剤の効果を回復させる化合物を創ることを目指して研究を行いました。この研究で見つかったいくつかの化合物は,私たちが以前に見出した植物ポリフェノールと同程度にがん細胞内の薬物の濃度を増加させることが分かりました。
9月4日の原稿
2006年にモロッコのマラケシュにあるフナ広場でエスカルゴを食べた時にアレルギーによる蕁麻疹がでた。これはまずいと思い本能的な直感でホテルのバーでウィスキーをストレートで頼んでシングルショットを飲んだところ、たちどころに蕁麻疹が収まった。この時以来蕁麻疹に効くのだと体験的に知ったが根拠はなく、薄弱であった。ふとネットで思い立って検索してみるとこんな記事があった。http://www.suntory.co.jp/news/2009/10401.html
何と実証実験的に効果があることが確かめられていたのです。年代物のウィスキーにより含まれているという樽ポリフェノール、実に偉大ですね。(ただし飲み過ぎは体を壊します)
以下は要旨の抜粋引用です。
・・・{
ウイスキーは、ポリフェノール類をはじめとする多様な成分(コンジェナー)が生成します。ラットの好塩基球細胞をアレルゲンで刺激し、その細胞内でリオニレシノール、シリンガアルデヒドをはじめとするウイスキー成分がどのようなメカニズムでアレルギー反応を抑えるのかを調べました。細胞内の情報伝達系の解析実験から、(1)アレルギー反応をひき起こすSykという蛋白質の活性化(リン酸化)を抑える作用があること、(2)同じくアレルギー反応を増悪させる、細胞内へのカルシウム流入を抑える作用があること、(3)アレルギー反応の原因となる、活性酸素を発生させるNADPH酸化酵素(NOX)の働きを抑えていることがそれぞれ明らかになりました。
ラットに、アレルゲンを注入しアレルゲンがひき起こす皮膚反応を調べました。その際、シリンガアルデヒド、リオニレシノールを経口投与すると、ともに血管透過性※の亢進による皮膚アレルギー反応を強く抑制しました
今回の共同研究では、ウイスキー中にその存在が予測されていた抗アレルギー成分を同定し、その構造を明らかにしました。本研究では、それらの抗アレルギー成分とは、リオニレシノールとシリンガアルデヒドに代表される熟成成分であることが示され、その作用メカニズムを明らかにしました。これら2成分の抗アレルギー作用の強さは、動物実験では現在使用されている医薬品、DSCG(クロモグリク酸・2Na)と同程度であることが判明しました。花粉症,
アレルギー疾患へ予防あるいは治療効果のある食品素材として期待されます。
・・・}引用終わり
ウィスキーの飲み比べ やはりスコッチは旨い