<続き>
器財埴輪の後編を紹介して、当該シリーズを終える。以下の槍形埴輪を見るのは今回が初めてであり、珍しい部類に入ると思われる。
槍 栃木県・市橋横塚1号墳 古墳時代後期 6世紀
大刀 栃木県・市橋横塚1号墳 古墳時代後期 6世紀
全体的に朱を用いて三角文(鋸歯文)を描いている。この文様は辟邪文として名高い。
蓋(きぬがさ) 松江市・石屋古墳 古墳時代中期 6世紀
靫(ゆぎ) 神奈川県・瀬戸ヶ谷古墳 古墳時代後期 6世紀
大刀 神奈川県・瀬戸ヶ谷古墳 古墳時代後期 6世紀
家 鳥取県湯梨浜町・長瀬高浜遺跡 古墳時代中期 5世紀
甲冑 鳥取県湯梨浜町・長瀬高浜遺跡 古墳時代中期 5世紀
盾 鳥取県湯梨浜町・長瀬高浜遺跡 古墳時代中期 5世紀
盾にも多くの鋸歯文が刻まれている。敵の災いから避ける願いが込められた盾が、実際に使われていたものと思われる。
蓋 鳥取県湯梨浜町・長瀬高浜遺跡 古墳時代中期 5世紀
以上で終了する。
<了>
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